トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】

J1名古屋に必要なのは攻撃的か守備的かではなく“共有” 3位鹿島と見える風景は同じだったか[吉田光範評論]

2019年12月7日 23時24分

試合後のシーズン最終戦セレモニーであいさつするフィッカデンティ監督(手前)

写真

◇7日 J1最終節 名古屋0−1鹿島(豊田スタジアム)

 ACL出場権を獲得した鹿島と、何とか残留したグランパスとの差は、ピッチで同じ風景が見えているかどうかだった。

 鹿島は、グランパスの危険度に優先順位をつけて、順番につぶしにかかった。まず中央のジョーに入るボール、次にシャビエル、前田が使いたいスペースを消した。攻撃に転じたときは、右サイドのスペースをサイドチェンジなどで効果的に使いゴールに結び付けた。

 グランパスは攻撃の強みを消されると、好機をほとんどつくれなくなってしまった。いい形でボールを奪っても、チーム全体でスピードアップできない。「今がチャンス」という場面で一気にテンポを上げる鹿島との差は、明らかだった。グランパスはボールを持っている時間は長かったが、鹿島にプレーさせられていた。

 今季のグランパスは、監督の途中交代で激しく揺れ動いたが、攻撃的か守備的かというより、同じイメージを共有できるかが重要な要素になる。それがチームの強さだけでなく、サッカーの躍動感や面白さを伝えることにつながるはずだ。(元日本代表MF)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ