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【グラニュース】

前代未聞!PK戦やり直し 昨季改正 審判の規則適用ミス

2018年6月12日 紙面から

名古屋−奈良 PK戦、奈良4人目の金久保のゴールが無効だとアピールするGKランゲラック=6日、パロマ瑞穂スタジアムで(木戸佑撮影)

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 日本サッカー協会は11日、臨時の天皇杯実施委員会を開き、6日にパロマ瑞穂スタジアムで行われた2回戦の名古屋グランパス−奈良クラブ戦で、勝敗に直接影響を及ぼす競技規則の適用ミスがありPK戦不成立とみなし、PK戦を1人目からやり直すと発表した。試合は1−1で決着が付かず、PK戦の末に5−4で奈良クラブが勝利した。PK戦やり直しの日時や場所は未定。

 ジャイアントキリング(番狂わせ)の先に、前代未聞の展開が待っていた。雷雨などで試合中断時点から再開というケースはあるが、PK戦のみやり直しは前例がない。記者会見した須原清貴委員長(51)は「両クラブや選手、サポーターらに申し訳ない」と謝罪した。

 問題となったのは、グランパスが4−2のリードで迎えた奈良4人目、金久保の動きだ。シュート自体は決まったが、蹴る直前に軸足で“ケンケン”するなどの動きを見せたため、清水修平主審(1級審判)がGKを惑わす「フェイント」と判断し、蹴り直しを命じた。金久保の再シュートは決まって4−3となり、PK戦は続いた。

 この“続行”が誤りだった。競技規則によると、PK戦で審判がフェイント行為があったと判断した場合、その選手に警告を与え、キックも無条件に失敗となる。すると、両チームが4人目を終えた時点で4−2となり、グランパスが勝利すべき場面だった。

 フェイントに関しては昨季にルール改正があり、主審の対応は一昨年までなら問題がなかった。須原委員長は「審判団は競技規則の理解が足りなかったと話している」と明かした。

 

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