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【グラニュース】

J1復帰の明暗分けた豊田スタジアム 芝13ミリのこだわり

2017年12月23日 紙面から

PO決勝の3日前、史上初の冬芝13ミリへ向けた挑戦が進んでいた(福沢和義撮影)

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 豊田スタジアム史上初のチャレンジが、名古屋グランパスのJ1復帰を後押ししていた。芝の短さは「ボールを走らせる」風間サッカーの生命線を握る重大事項。J1昇格プレーオフ(PO)決勝(12月3日)の刈高13ミリの舞台を整えるべく、もうひとつの限界への挑戦があった。

 超満員のスタジアムが歓喜に揺れた、その3日前。がらんと静まり返ったスタンドに囲まれたピッチ上で、芝刈り機のエンジン音が響いていた。ピッチを横断するようにして何度も行ったり来たり。2ミリ刈り取って21ミリにそろえる作業が進んでいた。

 PO決勝の1週間前に25ミリあった芝は、4日前から当日午前まで連日、2〜3ミリずつ短く刈った。芝の生命力を傷めないよう細心の注意が払われた。最終決断は決勝の前日。15ミリの状態で、グランパス側の交渉トップ中村直志統括部強化担当から「どうしても13ミリでやってほしい」と最後のひと押しがあった。

 昨季までの最短記録は19ミリ。屋根が覆い、日照条件が悪い豊田スタジアムと、ほかの競技場では芝の発育環境が全く異なる。普段から、夜間一部にLED照明を使用して、管理に工夫を重ねていた。

 

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