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【ゴルフ】

[武川玲子コラム]「メジャー優先派」も続々… 選手によって異なる五輪への思い

2020年2月5日 紙面から

ブルックス・ケプカ(AP)

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◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 以前からうわさに上っていた。それでも、世界ランキング1位のブルックス・ケプカ、同5位のダスティン・ジョンソン(ともに米国)がそろって東京五輪出場に否定的な発言をして注目を集めた。

 「今はまだ(出場するか)分からない。そのときの自分の体調とスケジュール次第だ」。膝の故障で3カ月近く戦線離脱していたケプカが、復帰戦となった前週の欧州ツアー、サウジインターナショナルの開幕前に答えたものだ。いわく「四大メジャーが最も大事。その後にプレーオフシリーズも控えている。それが自分の目標だ」。ジョンソンも同じで「国を代表して戦うことは誇りに思うけれど、スケジュールに合うかは疑問だ」と言う。

 出場枠をめぐる争いは、男子の米国が最も激戦だ。東京五輪の出場枠は1カ国・地域で2人まで。ただし、世界ランキング15位以内に多くの選手が名を連ねていれば最大で4人までに出場権が与えられる。米国の男子は現状で1位ケプカ、4位ジャスティン・トーマス、5位ジョンソン、そして6位タイガー・ウッズが上位4人となっている。

 ウッズもトーマスも出場に超前向きだ。ただし、ケプカの言うように「五輪はメジャーを目指してきた僕たちにとっては新しいこと」というのも事実。4年前のリオデジャネイロ五輪ではロリー・マキロイ(英国)、松山英樹ら多くのトップ選手がジカ熱への不安などを理由に出場を辞退した。プロゴルファーにとって五輪への思いはそれぞれ違うようだ。

 ケプカ、ジョンソンが辞退となればウッズの出場する可能性が高まり、喜ぶファンがいるかもしれない。だけど、ウッズがそんな形で出場してもうれしくないはず。出場者が決まるのは全米オープン閉幕後の6月22日。それまでウッズが上位を維持していることを願いたい。 (全米ゴルフ記者協会会員)

 

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