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【ゴルフ】

[武川玲子コラム]米シニアツアー賞金総額65億円も人気はやや低迷 シニアデビュー50歳エルスの活躍に期待

2020年1月21日 22時24分

2011年、石川遼(奥)と組み、プレジデンツ杯を戦ったエルス(AP)

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 昨年10月に50歳を迎えたアーニー・エルス(南アフリカ)が、19日に閉幕したPGAツアーチャンピオンズの三菱電機選手権(ハワイ島)でシニアデビューを果たした。アンヘル・ヒメネス(スペイン)にプレーオフで敗れ、惜しくも勝利を逃したが、強さは健在だった。

 「勝てなかったことはとても残念だが、いいゴルフができた。次は必ず勝ちたい」。ここ数年はパッティングのイップスに悩まされていたので、表情は明るい。「昔の仲間と再びプレーできるのは最高に楽しい」と今年は本格的にシニアツアーで戦う意向だ。

 一方で、フィル・ミケルソン(米国)も6月に50歳を迎えるが、こちらはまだまだシニア入りは先になりそうだ。誕生日の6月16日は全米オープンの週と重なる。四大メジャーを全て勝つ生涯グランドスラム達成するため、どうしてもこの全米オープンを制したいのだ。昨年は7キロの減量に成功。筋トレも精力的にこなし、昨季の平均飛距離は306ヤードで、ツアー19位と衰えを知らない。

 「これだけ飛ばせるのだから、まだまだ若い選手と十分戦える。シニア入りは飛ばなくなってからだ。その時期が来たら考える」

 米シニアのPGAチャンピオンズは今季27試合を開催する。賞金総額は6000万ドル(約65億円)に上り、国内のTV視聴率は、女子のLPGAツアーとほぼ同等の人気を誇る。

 ただ、故パーマーやニクラウスが戦った時代に比べると低迷しているのも事実。「ミケルソンやエルスのようなスーパースターが入ってくれば再び大きく活気づく」と主催側は期待する。まずはエルスの復活勝利が待ち遠しい。(全米ゴルフ記者協会会員)

 

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