トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

シード権失った因縁大会で小林伸太郎が首位 「今の方が絶対にゴルフがうまくなっている」

2019年11月29日 22時8分

18番で右ラフからリカバリーショットを放つ小林伸太郎

写真

◇29日 男子ゴルフ・カシオワールドオープン第2日(高知県芸西村・Kochi黒潮CC)

 今季の優勝者や賞金ランク上位者だけが出場できる次週の最終戦を前に、今大会で予選落ちした一部の選手が、賞金ランク65位までに与えられる来季のシード権を失うことが確定した。ツアー20勝、賞金王2度の谷口徹(51)も22年連続で守ってきた賞金シードを手放すことが決まった一方、2年前にシード落ちした小林伸太郎(33)=焼鳥まさや=が連日の67で回り、通算10アンダーに伸ばして首位を守った。

 賞金シードから落ちる選手たちがいる一方、返り咲きを狙う男もいる。2年前のこの大会2日目に予選落ちし、賞金ランク103位で3年続けた賞金シードから落ちた小林が、後続に2打差をつけて堂々の首位だ。

 立ち上がり直後の2番から3メートル前後のパットを立て続けに決めて4連続バーディー。後半も勢いはとどまらず、さらに2つ伸ばした。今季はレギュラーツアー2試合目。前戦の長嶋茂雄招待セガサミー杯(8月)は予選落ちだった。

 シード落ちが決まった後、ショットから寄せ、パッティング、クラブに至るまで、すべてを考え直した。「球をコントロールする系から、ドカンと打っていく新しい感じ」。この方向転換で飛距離が伸び、アイアンの距離感も出やすくなった感覚があるという。

 今季は主戦場である下部ツアーで賞金ランク7位となり、来季のレギュラーツアー前半戦の出場権を獲得。今大会は主催者推薦で出場した。「出られるとは思っていなくて、要綱が届いてびっくりした。なんで出られるのか、いまだによく分からない」

 くしくもこの日シード落ちが決まった選手たちを尻目に、インタビュー室に呼ばれた。「シード落ちして、いろんなことにチャレンジしたり見直したりできる時間ができた。今の方が絶対にゴルフがうまくなっている。やってきたことは間違いではなかった」。まるで気落ちしている選手たちを励ますように、明るく振り返った。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ