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【ゴルフ】

谷口徹22年守った賞金シード失い 涙止まらず「ここ一番でうまく打てない」

2019年11月29日 21時37分

谷口徹

写真

 ◇29日 男子ゴルフ・カシオワールドオープン第2日(高知県芸西村・kochi黒潮CC)

 今季の優勝者や賞金ランク上位者だけが出場できる次週の最終戦を前に、今大会で予選落ちした一部の選手が、賞金ランク65位までに与えられる来季のシード権を失うことが確定した。ツアー20勝、賞金王2度の谷口徹(51)もトータル4オーバーで予選落ちし、22年連続で守ってきた賞金シードを手放すことが決まり、プレー後は我慢しきれずに涙を流した。

 報道陣に囲まれた谷口は「自分が何か…」と言い始めてから言葉が続かなくなった。顔をおおって涙を抑えたが、隠しきれない。1分半後「もっと上をと思ってオフをやってきたけど、できないというか…。ここ一番でうまく打てない。悔しい。どんな選手でも通ることだが、自分が今年こんなことになるとは思わなかった」と搾り出すように語った。

 昨年は賞金ランク26位だったが、今季は予選落ち・棄権が12度目。前週終えた時点での獲得賞金額は433万円でランク99位だった。数年前から筋トレや素振り強化に取り組み、シニア入りの50歳になった昨年は日本プロを大会史上最年長で制して話題になった。その優勝によるシードは翌年から5年間あるが、賞金シードはプロであることの誇りとして維持し続けたかった。

 谷口は9月に日本シニアオープンを優勝。レギュラーツアーでも、飛距離では若い選手に勝てなくても、得意の寄せやパッティングでまだまだ勝負できると考えていた。しかし「グリーンに上がるまでが悪かった」と力不足を認め、肩を落とした。

 このほか、シニアとレギュラーの両ツアーでシードを守り続けたタイの鉄人・プラヤド・マークセン(53)も今大会初日プレー中に左手痛で途中棄権。前週までのランクは70位で、ついにシード落ちが決まった。継続中の賞金シード最長は藤田寛之(50)=葛城GC=と片山晋呉(46)=イーグルポイントGC=の23年連続23回となった。

 

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