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【ゴルフ】

鈴木愛、日本人初3週連続V 賞金ランキングトップ、2度目女王見えた

2019年11月18日 紙面から

最終日、18番でバーディーパットを決め、笑顔でガッツポーズする鈴木愛=グレートアイランドCで(北村彰撮影)

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◇伊藤園レディス<最終日>

 ▽17日、千葉県長南町・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)▽晴れ、18・1度、北北西1・1メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽50選手(うちアマ2人)▽観衆6632人

 ラブリン、史上2人目の3週連続Vで賞金ランクトップに浮上! 1打差の3位からスタートした鈴木愛(25)=セールスフォース=が5バーディー、ノーボギーの67で回り、通算14アンダーで逆転優勝を飾った。前々週の三菱電機レディース、前週のTOTOクラシックに続く今季7勝目、ツアー通算16勝目。2007年の全美貞(ジョン・ミジョン、韓国)以来、ツアー史上2人目の3週連続V達成となった。賞金ランクも2位からトップに浮上。2年ぶり2度目の賞金女王も見えてきた。

 2度目の賞金女王へ、執念の3週連続Vだ。3週前までは獲得賞金が8748万円余で賞金ランク4位だった鈴木が、3試合で5674万500円を上乗せ。ランクトップを奪ってみせた。

 「優勝は、狙っていたけど本当にできると思ってなかった。ビックリしてますし、まだ実感はないです」

 1打差からジリジリと追い上げた。5番パー5では第2打を池に打ち込んだが、絶妙の第4打でパーセーブ。13番までに4バーディーを決めて首位に並ぶと、先に上がった大山志保と同スコアで迎えた18番では4メートルのバーディーパットを見事に沈めた。

 3週連続Vは日本選手初。年間7勝以上は不動裕理(2003年10勝、04年7勝)、イ・ボミ(15年7勝)以来3人目の快挙だ。「まさかこんなに勝てると思わなかったし、故障からツアー復帰して3連続なんて、もっと思ってもみなかった」

 賞金女王の座に最も近い存在になった。それでも「申ジエさんも同じぐらい取りたいと思ってる。これで終わるジエさんじゃない。気を抜かずに、残り2試合、頑張りたい」と油断はない。

 前週のTOTOクラシック優勝で手にした、来季の米ツアーシード権を獲得できる「メンバー登録」の締め切りは日本時間19日午前6時。遅くとも18日中に決断を下さなければならないが…。

 「今の段階では70%が日本に残る選択。実は9月末から(左手親指付近痛で)1カ月お休みしていた時、ずっと体調が悪くて、おなかが痛くて…。診てもらったら病気だったんです。油もの、特にお肉やタンパク質を取りすぎないよう気を付けなきゃいけないから、そういう意味でも米国は厳しいかなと」と病名は伏せたものの、初めて実情を明かした。

 「中学生の頃から留学も考えたぐらい行きたかった。それに今の自分の力を試してみたい気持ちもあるし…。迷っています」と揺れる思いを抱える。どのような決断を下すか。 (月橋文美)

◆賞金女王のゆくえ

 鈴木愛と申ジエの2人に、ほぼ絞られた。残る2大会の優勝賞金は21日開幕の大王製紙エリエールが1800万円で、28日開幕のツアーチャンピオンシップリコー杯が3000万円。鈴木が大王製紙で4週連続Vを果たすと渋野の可能性が消滅し、申ジエはリコー杯の優勝が絶対条件になる。大王製紙で申ジエが優勝すれば、鈴木の結果に関係なくランク1位へ返り咲く。渋野は鈴木との差が約2430万円で、大王製紙に優勝しても鈴木には届かない。リコー杯は予選がないため、少なくとも大王製紙で鈴木を上回ることが「逆転賞金女王」への条件といえそうだ。

 

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