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【ゴルフ】

渋野日向子「米ツアーに興味」 畑岡に触発…日本にない難易度と練習環境で強くなれる[武川玲子コラム]

2019年10月8日 20時32分

渋野日向子(右)と畑岡奈紗

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 渋野日向子がAIG全英女子オープンで海外メジャー初制覇を成し遂げてから、早2カ月が過ぎた。当初は「来年も国内に専念する」と固い意志だったが、ここへきて「米ツアーに少し興味が出てきた」というのだ。

 近い将来に彼女の気持ちが変われば―と願っていた者としては少しうれしい。米ツアーを主戦場とする同い歳の畑岡奈紗が日本女子オープンで圧勝した。その強さを目の当たりにし、自分のゴルフに欲が出てきたのだろう。同大会で予選を同組で回った柳簫然(ユ・ソヨン、韓国)も米ツアーメンバーでなかった2011年に全米女子オープンを制して米ツアーの出場権を得て、17年には世界ランキング1位にまで上り詰めた。

 米ツアーはなぜ彼女たちを強くするのだろうか。第一にはコースセッティングの難しさにある。距離が長く硬いグリーンは、飛距離だけでなくアイアンショットの精度の高さを必要とする。

 さらに、日本では必要とされないアプローチのバリエーションが求められる。そして、その技術を磨くための練習環境が整っていることも大きい。広大な土地がある米国では、アプローチやバンカーの練習場が多数備わっている。

 世界を転戦するから、いろいろな種類の芝に対応しなければならない。悪天候で中断が繰り返されることもあり、体力も要求される。男子の松山英樹も畑岡も、ラウンド後に何時間も練習を積んでいることが、彼らの強さを支えているのは間違いない。

 だからこそ強くなれる米ツアー、挑戦してみる価値は大いにある。来季の出場権行使の締め切りは11月18日。渋野の決断に注目。(全米ゴルフ記者協会会員)

 

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