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【ゴルフ】

41歳の武藤俊憲が4年ぶりV「ハードル越えられた」若手に「かかってこんかい」

2019年9月29日 18時44分

1番で会心のドライバーショットを打ち、バーディー発進した武藤俊憲=東広野GCで

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◇29日 パナソニック・オープン最終日(兵庫県東広野GC)

 武藤俊憲(41)が逃げきりで4年3カ月ぶりのツアー通算7勝目を挙げた。8バーディー、1ボギーの内容で2日続きの64をマーク。途中から後続を引き離す一人旅となり、通算21アンダーで完勝した。

 連日の7アンダー、通算21アンダーは今季2勝の石川をして「あそこまで伸ばすとは。すごすぎる」と言わしめた。1番と2番でピンを狙い打ちして連続バーディー。勝利が濃厚になった後半になっても、手は緩めない。インは5つバーディーを重ねた。

 30代までの6勝とは、かなり内容が違う。以前はドライバーでの長打力が武器だった。だが、賞金シードで試合に出ることに慣れてしまい、気が付けば4年も優勝から遠ざかっていた。シーズン始めには「何がしたいの? 狙うの? 狙わないの?」と、長年コンビを組んでいるキャディーからも迫られた。出した結論は「狙う」だ。技術を生かしてピンを狙うゴルフに転換した。

 「41歳になり、あちこち体が硬くなった。衰えは感じる。いかに進行を遅らせるか」。体のケアに細心の注意を払う。お手本は、師匠格で昨年の日本プロを50歳で制した谷口徹だ。その谷口らから勝利のシャワーを浴びた武藤は「一歩ハードルを越えられた。もっと上を見てゴルフをする。シニアに行ったとき、ピークは40代だったと言えるように」と、早くも次の試合が楽しみなよう。賞金ランクは50位から一気に10位に上がった。

 「若い人にはもっとガッツがほしい。もったいない選手がいっぱいいる。かかってこんかいって感じ」。41歳の武藤は報道陣の前で、柔らかい口調ながら宣戦布告した。

 ▼武藤俊憲(むとう・としのり) 1978(昭和53)年3月10日生まれ、前橋市出身の41歳。173センチ、76キロ。前橋育英高ゴルフ部で本格的に競技を始める。研修生をへて2001年プロ転向。06年マンシングウェアOPKSB杯で初優勝。同年から賞金シードを保持。

 

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