トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

畑岡奈紗、1億円突破! 17試合 日本人最速

2019年9月16日 紙面から

通算18アンダーで優勝し、母博美さん(左)とカップを手に笑顔の畑岡奈紗=チェリーヒルズGCで(伊藤遼撮影)

写真

◇日本女子プロ選手権<最終日>

 ▽15日、兵庫県三木市、チェリーヒルズGC(6425ヤード、パー72)▽晴れ、30・4度、北北東2・3メートル▽賞金総額2億円、優勝3600万円▽61選手▽観衆1万3278人

 2日目から首位に立った畑岡奈紗(20)=森ビル=が15番でイーグルを奪うなど3日連続67の圧巻プレーで通算18アンダーまで伸ばし、2位に8打差をつけて大会初優勝を飾った。3月の米ツアー・起亜クラシック以来の日米通算7勝目。4日間72ホールでの270のスコアは大会最少ストローク記録。日本人選手最速の所要17試合で日本ツアーの生涯獲得賞金1億円突破を果たし、最年少での国内メジャー2冠&同3勝を達成した。注目された全英女王・渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は通算1アンダーで33位だった。

 畑岡の敵は、コースセッティングを担当したレジェンド・岡本綾子の言葉だった。「岡本さんが(優勝スコアを)20アンダーと想定してセッティングされたと聞いたので…」。岡本の予想を超えてラフが長く伸び、予想が15アンダーまで引き下げられていたことは知らないまま。後続に8打差をつけた圧勝を「2打足りなかったけど、最後の18番のバーディーで18アンダーにできたのは大きい。自信になりました」と振り返った。

 2打差の首位で出た最終日。「朝の練習でショットもパッティングも自分の理想の感じのものができなかった。なかなか体がうまく動かなくて不安があった」という。8番までに3つ伸ばしたが9番で3パットのボギー、10番では1メートルのバーディーチャンスを外し、イヤな雰囲気が漂った。

 14番でもこの日2つめのボギー。しかし、15番パー4の第2打が全てを払拭(ふっしょく)してくれた。「残り70ヤードを58度のウェッジで。ダイレクトにカップへ入ったのは初めてだったのでビックリしました」。ガチャッとピンに当たる音とともに拍手喝采。勝利のイーグルに、両手を挙げて歓声に応えた。

 日本女子プロ選手権史上最少ストローク優勝や、宮里藍の27試合を大幅に更新する17試合での国内ツアー生涯獲得賞金1億円突破など記録ずくめの勝利だ。「日本一を決める試合。これだけたくさんいい選手がいる中で勝てたのはすごくうれしい」。トレーニング効果で少しきつくなったというパンツの太もも部分を気にしながら、V会見の席を立った。 (月橋文美)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ