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【ゴルフ】

石川遼 ファンをくぎ付け3位に急浮上 前日一転8バーディーで猛反撃

2019年9月13日 18時19分

多くのファンの前で5番の第1打を打つ石川遼(右)

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◇13日、男子ゴルフツアー・ANAオープン第2日(北海道北広島市、札幌GC輪厚C)

 今季2勝している石川遼(27)=カシオ=が前日の42位から3位に急浮上した。ボギーなしの8バーディー、64で回り、通算8アンダー。首位まで3打差に迫った。時松隆光(26)=筑紫ケ丘GC=が通算11アンダーに伸ばしてトップを守った。

 これがファンを引きつける理由だ。前日パープレーで終わり、「ミスショットしか打っていない」と沈んでいた石川。一夜明けると一転、8バーディーを決めて一時は首位に立つ猛反撃。今季3勝目を十分に狙える位置につけた。

 5番パー5の第3打を2メートルに寄せて最初のバーディー。続く6番はピンまで15ヤードのバンカーから直接入れた。最大の見せ場は18番パー4。左ラフから残り120ヤード、目の前に大きな木が立ちはだかる大ピンチだったが、ピッチングウエッジで1メートル弱にぴたりと止めた。ホールアウトしたのは午後1時前で、まだ半分以上の組が残っていたが、「これで安心して帰れるね」と、満足そうに帰路につく年配の女性たちもいた。

 石川は初日のプレー後、「クラブが重く感じる。体の切れがない」と嘆いていたが、その感覚は変わっていないという。前夜も特別な体のケアはしなかった。だから、8アンダーの圧巻のスコアにも「内容は4アンダー。ミスがボギーになっていないだけ」と手放しで喜ぶ様子はない。「これがゴルフの面白いところ。陸上の短距離だったら、最初の5歩くらいのミスが致命傷になる」と人ごとのように語った。

 とはいえ、モチベーションになっているものがある。10月に日米両ツアー共催で初めて行われるZOZOチャンピオンシップ(千葉・習志野)だ。すでに特別推薦で出場が決まっている。タイガー・ウッズ(米国)やロリー・マキロイ(英国)、さらに松山英樹(レクサス)も出場を表明した。「今の自分が(世界の強豪を前に)どう感じるか。それが楽しみでしょうがない」。27歳最後の週に出した8アンダーは、ひとつの過程にすぎない。(大西洋和)

 

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