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【ゴルフ】

どうなる、PGAツアー予選通過ライン見直し 武川玲子コラム

2019年9月10日 22時12分

ポール・ケーシー(AP)

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 米PGAツアーは2週間のオフを挟み、今週からウェストバージニア州で2019―20年シーズンが開幕する。来季はいくつかの大きな改革が行われるが、ご承知だろうか。

その一つが予選通過ラインの見直しだ。久々の大改革と言っていい。決勝に進めるのは、これまでの「70位タイ」から「65位タイ」に絞られる。予選通過が厳しくなった分、決勝に残った選手の賞金額はより大きくなる。

ツアーとしては、4日間で大会を終えたい意向を反映している。天候などでプレー中断が起きたとき、人数が少ない方がプレーの効率化に有効なためだ。

72ホールの戦いを強いポリシーとしているから、めったなことでは54ホールなどに短縮することはない。そのため大会が月曜まで延びてしまうこともままあるが、ツアーも選手も、そして放映するテレビ局にとっても大きな負担となっていたのが現状だ。

また、79人以上と大人数が予選通過した場合、第3ラウンドを終えた時点で再度70位タイの通過基準を設けるセカンドカットがこれまでは存在した。しかし、新ルールでこちらは廃止となる。

選手の間では賛否両論を呼んでいる。「これまで予選通過さえすれば上位に行くチャンスがあったので、可能性が少なくなるのは残念」とブラント・スネデカー(米国)。一方でポール・ケーシー(英国)は「ゴルフは資本主義スポーツ。強い選手が上位に行くのは当然。出場の機会さえ失わなければ、この改革は正しい」と賛成する。

ちょっと厳しくなる米ツアーに、今季も松山英樹(レクサス)と小平智(アドミラル)がフル参戦する。影響がないことを祈ろう。(全米ゴルフ記者協会会員)

 

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