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【ゴルフ】

岩田“脱ネガティブ” 躍進2位タイ

2019年9月9日 紙面から

10番で第1打をフェアウェーに置き、バーディーにつなげた岩田寛=富士桜CCで(大西洋和撮影)

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◇フジサンケイ クラシック<最終日>

▽8日、山梨県富士河口湖町、富士桜CC(7566ヤード、パー71)▽曇り時々雨、24・4度、東南東2・9メートル▽賞金総額1億1000万円、優勝2200万円▽68人▽観衆2888人

 日本、韓国、アジア、欧州の4ツアーでシード権を持つ36歳、朴相賢(パク・サンヒョン)=韓国=が65で回って首位との4打差を逆転、通算15アンダーで日本ツアー3年ぶり2勝目を挙げた。初日から首位を走っていたチャン・キム(米国)は4位。岩田寛(38)が通算13アンダーに伸ばし、3日目終えてトップに並んでいた韓国の人気者・崔虎星(チェ・ホソン)とともに2位に入った。

 極めて物静かで控えめ。口数も少なく、時に報道陣泣かせな岩田が、今季予選落ち3度という不振からV字回復した。復活の秘訣(ひけつ)は「ネガティブなことを言わないことにしたから」と真顔で言った。

 3日目を終えて7打差6位だったが、3番パー5で12ヤードの第3打を直接入れてイーグルにしたときは「もしかしたら優勝を狙えるのでは」と思ったという。14番からは40センチ〜1メートルにつけて4連続バーディー。終わってみれば優勝スコアまで2打差だった。

 2016年に米ツアーに挑戦したが失敗。「用意していったものがすべて足りなかった。スイングもクラブも…」。1年で撤退したが、日本でも悪いムードを引きずった。だが、この最終日は1イーグルのほか、7バーディー(2ボギー)を奪って64。14年大会で涙のツアー初優勝を挙げたときの通算スコアを3打上回り、海外勢の争いと見られた優勝争いに割って入った。

 これから高額賞金の大会が続く男子ツアー秋の陣に向け、豪快なデモンストレーションになった。次週はANAオープン(北海道・札幌GC輪厚C)。「これまで、出ても9割予選落ちしている」と、またネガティブ発言になりそうだったが「目標は笑顔で回ること」と言い直した。 (大西洋和)

 

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