トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

崔虎星躍動 コースレコード62 首位浮上

2019年9月7日 紙面から

10番、独特のフィッシャーマンスイングで踊る崔虎星=富士桜CCで(大西洋和撮影)

写真

◇フジサンケイクラシック<第2日>

▽6日、山梨県富士河口湖町、富士桜CC(7566ヤード、パー71)▽晴れ、26・2度、西北西2・9メートル▽賞金総額1億1000万円、優勝2200万円▽119人(うちアマ3人)▽観衆1704人

 踊るような独特のスイングで昨年一躍人気者になった韓国の崔虎星(チェ・ホソン)が、これまでの記録を2打更新する62のコースレコードを出し、通算12アンダーで首位に立った。10バーディー、1ボギーの圧巻の内容で、バーディー数も大会記録となった。トップにはチャン・キム(米国)も並んでいる。石川遼(27)=カシオ=は通算2アンダーで19位に下がった。

 富士のふもとで崔虎星が踊った。振れば真ん中、寄せればベタピン。「フィッシャーマンスイング」と命名された、魚を釣り上げるような独特のフィニッシュは、いつも以上に切れがあった。1番から4連続バーディー。後半も13番から3連続で取り、17番パー5はラフからの第3打を30センチに。仕上げは18番パー4。グリーン右バンカーからの45ヤードを直接放り込み、第2ラウンド4つ目のチップインで奇跡のようなゴルフを終えた。

 何をやってもうまくいく一日に、一緒に回った石川も「お客さんの目は明らかにホソンさんに向いていた。悔しい。今日はホソンさんの日でした」と、あきれ気味。昨季はユニークなスイングで注目され、11月には5年ぶりに優勝して賞金ランク10位に入ったが、今季は腰を痛めて棄権と予選落ちの連続。前週までに稼いだのは530万円ほどで、ランク61位に低迷している。それが別人のような復活だ。

 昨年まで日本語は「ガンバリマス!」程度だったが、ツアーに溶け込みたい思いで日本人選手たちに話しかけて勉強中。まだ会話は流ちょうとはいかないが、この日の報道陣との応対は、通訳をつけずに自力で臨んだ。「今日、私、フェアウエー、お願いします、お願いします。全部よかった」。フェアウエーに行ってくれと願いながら打ったらうまくいった−ということのようだ。

 「(一緒に回った)リョーさん(石川)、ヒガさん(比嘉一貴)、ジェントルです。ギャラリーのみなさん、ジェントルです。男子トーナメント、よろしくお願いします」。ツアーの盛り上げを誰よりも願うトラさんは、自分の活躍で大会が盛り上がっていることが、何よりうれしそうだ。 (大西洋和)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ