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【ゴルフ】

渋野日向子、3連続バーディーフィニッシュ!

2019年8月30日 紙面から

第1日、13番で笑顔を見せる渋野日向子(右)=小樽CCで(平野皓士朗撮影)

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◇ニトリレディス<第1日>

 ▽29日、北海道小樽市・小樽CC(6650ヤード、パー72)▽曇り、21・1度、北2・4メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽120選手(うちアマ11人)▽観衆3164人

 シブコ、スーパーカムバックで上々発進! 急性副鼻腔(びくう)炎を発症し、出場が危ぶまれていた全英女王・渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が、ボギー先行から途中2オーバーまでスコアを落としたが、終盤7、8、9番で3連続バーディーのフィニッシュ。4バーディー、3ボギーの71として首位と4打差の1アンダー19位につけた。オーバーパーなしの連続ラウンドは日本ツアー歴代単独2位の25に伸びた。5アンダー首位は、丹萌乃(たん・もえの、22)=ディライトワークス、2打差の3アンダー2位に比嘉真美子(25)=TOYO TIRE=ら3人。

 もう右のほっぺも痛くない。「その代わり、ニキビができちゃいましたけど」。渋野はそう言って笑った。2日前、急性副鼻腔炎の診断を受け、欠場さえささやかれていたが「もう完璧です。体は万全だと思います」。しかし、元気よく答えたあとに続いたのは「(体調は)完璧なんですけど、ショットはポンコツです」。

 確かに苦しいゴルフだった。10番からスタートして序盤は慎重なゴルフ。理由は、インコースはプロアマで1度回っただけだったから。グリーンチェックも不十分だっただけに「とにかくインを耐えれば、(練習ラウンドと合わせ2度回っている)アウトでスコアを伸ばせるホールがあるかなと思っていた」という。

 本人が「鬼門」という難度ナンバーワンの16番パー4もパーで切り抜け、そこまでスコアカード通りのパープレー。17番でボギーを先行したが、「いつも通りの“くそヤロー”で」ドライバーを振って280ヤードを飛ばした18番はバーディーを取り返した。

 ところが1、3番でボギーを献上。「(連続オーバーパーなし記録も)まあちょっと無理だなと思った」という。4番では短いチャンスも逃し、絶体絶命。…が、ここで終わらないのが“シブコ”だった。

 7番パー3で5番アイアンのティーショットをピンそば1メートルに。体調不良の練習ラウンドではグリーン手前の池に2発打ち込んでいた8番でも、1メートル半につけバーディー。そして最終9番500ヤードのパー5ではエッジまで223ヤードを3番ウッドで2オン。2パットに仕留め、奇跡の3連続バーディーフィニッシュだ。

 記録は単独歴代2位の連続25ラウンドに伸びた。「遅かったけど、残り3ホールでやっと今の自分の状態に合わせられた。まあアンダーパーまで戻せたのはちょっと予想外」とうれしい誤算に、痛みの引いた頬を緩めた。4打差発進。優勝で今季獲得賞金1億円突破にも期待が高まってきた。 (月橋文美)

 

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