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【ゴルフ】

打倒・黄金世代! 工藤ら92年度生まれ3人がV圏

2019年7月21日 紙面から

第2日、18番でバーディーを奪い、ガッツポーズの工藤=イーグルポイントGCで

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◇サマンサタバサ レディス<第2日>

 ▽20日、茨城県阿見町、イーグルポイントGC(6601ヤード、パー72)▽曇り、28・6度、南1・2メートル▽賞金総額6000万円、優勝1080万円▽108選手(うちアマ2人)▽観衆5092人

 「黄金世代に負けるな!」とばかり、1992年度生まれの3人がスコアを伸ばした。ツアー初優勝を目指す工藤遥加(26)=セガサミーHD=が1イーグル、3バーディー、ノーボギーの67で回り、通算9アンダーで首位と3打差の3位。青木瀬令奈(26)=三和シヤッター工業=と成田美寿々(26)=オンワードHD=も通算8アンダーで4位につけた。98年度生まれの黄金世代が毎週のように優勝を争っているが、中堅も負けてはいない。一方、黄金世代の小祝さくら(21)=ニトリ=は首位と2打差の2位でツアー初優勝を視野に入れた。

 安定したショットを続けた工藤が同組の青木や、成田とともに優勝争いへ加わった。4番パー4では、残り90ヤードのラフからの第2打をピンの約2メートル手前に落とすと、ボールはそのままカップイン。「入ったのが見えた。良い感触だったが、まさか入るとは思わなかった」と驚くイーグルで弾みをつけた。

 昨年の予選会(QT)で208位に沈み、今季は出場できる試合が限られている。ショットが乱れ、目標も見つけられなかった5月ごろ、父でプロ野球のソフトバンク・工藤公康監督から「バットの素振りを一日1000回やってみたら?」と練習法を授けられた。

 ゴルフ練習用のバットでスイングを重ねるうち、悩みは消えていった。「飛距離は出るので、そこを伸ばさないといけない。シンプルな考えが良い方向にいった」。約2カ月半ぶりのツアー出場だった6月の宮里藍サントリーレディスで今季初の予選突破。前週のニッポンハムレディスでも4日間をイーブンパーで回るなど成果が出てきた。

 同い年でプロ同期の青木とは、いろいろなことを楽しく話し、また「ショットは瀬令奈の方が良かった」と刺激も受けながらプレーした。女子ゴルフ界は前週までの19戦のうち6勝と黄金世代が席巻。ただ、今大会は「仲の良さはツアー一だと思っている」と青木が自賛する92年度生まれの健闘が目立つ。

 仲良く4位につけた青木と成田は、ともに宝塚観劇が趣味。最終組の前で青木らと回る成田は「最終日に同じ組で優勝争いできれば、とずっと言ってきた。やっと舞台に立てるので、アグレッシブにいって2人で舞います!」と逆転Vを誓う。5年ぶりに、自身2度目の最終日最終組でラウンドする工藤も「楽しみ。(優勝を)意識せずに回りたい」と無欲で初優勝を目指す。中堅の意地の見せどころだ。 (堤誠人)

 

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