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【ゴルフ】

世界はまだまだ石川遼の復活を待っている

2019年7月17日 紙面から

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◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 「リオ(石川遼)がジャパンツアーで勝ったんだね。米ツアーには戻って来られるの」

 そんな質問を、米ツアーのメディア担当から受けたのは1週間前のこと。松山英樹が優勝争いをしていた3Mオープンの最終日が始まろうとしている朝だった。ベテランの米記者も会話に加わり、「彼の体の具合はどう」などと近況をたくさん聞かれた。5年近く戦った米ツアーから撤退して2年近くたつのに、いまだ石川の存在は健在だと実感した。ちなみに、米国人にリョウとは発音しづらく、リオと呼ばれることがほとんど。

 2009年2月、主催者推薦で突如として米ツアーデビューを果たした石川は「ジャパン・ロックスター」や「ティーン・センセーショナル」と現地メディアでも数多く取り上げられた。ファッションリーダーとして、米雑誌で一番人気を飾ったこともある。13年のマスターズに3度目の「特別招待」を受けた際は批判めいた記事が出たこともあった。しかし、その年の入れ替え戦を戦い抜き、翌シーズンのツアーカードを死守したときは、人気だけでない忍耐力と実力の高さが大きく評価された。

 米ツアーの中で練習量が最も多い一人として知られた石川だから、それが要因でけがをしたと思われている。「まだ27歳。しっかりと体を治せばきっとまた戻って来られるよ」とメディア担当に言われて、世界はまだまだ石川遼を待っていると私も大きくうなずいた。 (全米ゴルフ記者協会会員)

 

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