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【ゴルフ】

鈴木愛が逃げ切りV 全英出場権獲得も濃厚に

2019年6月17日 紙面から

大会アンバサダーの宮里藍さん(左)と記念撮影する鈴木愛=兵庫・六甲国際GCで(神代雅夫撮影)

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◇宮里藍サントリー・レディス<最終日> 

 ▽16日、神戸市北区・六甲国際GC(6511ヤード、パー72)▽曇り、23・8度、西南西5・7メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽63選手(うちアマ5人)▽観衆9563人

 第3ラウンドの未消化分を終え、通算10アンダーの単独首位で最終ラウンドをスタートした鈴木愛(25)=セールスフォース=が4バーディー、2ボギーの70と伸ばし、12アンダーで逃げ切りVを飾った。3月のヨコハマタイヤPRGRレディス以来今季2勝目、ツアー通算11勝目。1打差の2位は比嘉真美子(25)=TOYO TIRE。さらに1打差の3位には穴井詩(らら、31)=GOLF5、新垣比菜(20)=ダイキン工業、河本結(20)が入った。

 ペタ、ペタ、ペタ…。大会前日からクラブハウスの1階に飾られていた優勝トロフィーを、ペットを手なずけるかのようにさわりまくっていた鈴木。「いっぱいさわっておいてよかった。かいがありました」と念願がかない、今季2度目の優勝インタビュー席に着いた。

 前日の競技が度重なる雷雲接近で順延。最終組だった鈴木には、9番の第3打からの約1・5ラウンドが残った。しかも痛めている左足首や膝など、体中に不安を抱える状態。「1ラウンドは無理することなく行って、最後のハーフにかけようと思っていた。ラスト9ホールって」

 10アンダーの首位タイで“バック9”へ入ると、13番パー4では残り160ヤードの第2打を6番アイアンでピンそば20センチにつけ、バーディーを奪った。「あそこで取れたのは大きかった」と本人もポイントに挙げたほど。15番でも4メートルを沈め、16番では宮里藍さんを「素晴らしい」とうならせた絶妙のパッティングでパーセーブ。17番でもバーディーを追加と勝負強さを見せ、混戦を制した。

 「宮里さんが優勝した2004年のこの大会のテレビ中継を家族で見ていた。それが、私がゴルフを始めたきっかけ」。昨年覇者の成田美寿々(オンワードHD)と宮里が2人でVトロフィーを抱えるポスターを見て「いいなあとうらやましく思っていた」だけに、「優勝できて本当に光栄だし、うれしいです」と声を弾ませた。

 賞金ランクも4位に浮上。これで「絶対に出たい」と言う全英女子オープン(8月1〜4日・英ウォーバーンGC)の出場権獲得も濃厚になった。 (月橋文美)

 

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