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【ゴルフ】

桃子、逆転で国内15勝 自然体で…最後は独走

2019年6月10日 紙面から

優勝カップを手に笑顔の上田桃子=新潟県・ヨネックスCCで(神代雅夫撮影)

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◇ヨネックスレディス<最終日>

 ▽9日、新潟県長岡市・ヨネックスCC(6456ヤード、パー72)▽晴れ時々曇り、22・4度、北1・2メートル▽賞金総額7000万円、優勝1260万円▽53選手(うちアマ2人)▽観衆6856人

 3位から出た上田桃子(32)=かんぽ生命=が8バーディー、1ボギーの65をマーク、通算13アンダーで逆転優勝を飾った。今季2勝目、米ツアー会員として出場した1勝を含め、国内通算15勝目。6打差の2位にキム・ヒョージュ(韓国)、一ノ瀬優希(30)=ミロク情報サービス、葭葉ルミ(26)=富士住建=が入り、前日首位タイの石井理緒(りお、19)=サーフビバレッジ=はイーブンパー23位に終わった。

 桃子は、1打差からの最終日に「(優勝を狙って)ガッついていく」と決めていたという。前夜、長岡市内の行きつけで珍しく日本酒を飲んだ。「最初に『ド根性』という銘柄を1杯。その後『屋守(おくのかみ)』2杯。裏ラベルに『喜怒哀楽が重なり合う…気持ちにそっと寄り添い…未来を変えるチカラの一杯に』って書いてあった。これは飲まないかんなと」。

 桃子なりの解釈は「自分のスタイル、性格をそのままぶつけて行けってこと」。1番からバーディー発進。3番パー3で攻めすぎてのボギーもあったが、6番からは3連続、後半は11、13、15、そして最終18番と合計8つのバーディーラッシュ。あっという間に首位を抜き去り、最後は独走の勝利だった。

 初Vの07年ライフカードレディス時と同じ6打差Vに、桃子は晴れやかだった。前日、選手としてのピークはいつかと問われ、答えが出た。「今と言えると思った。2勝目以降はずっと競り合っての優勝。今回差を広げて勝てたということは、自分に限界を作らなければもっとうまくなっていけるだろうと思えた」と桃子。プロ15年目にして新たな自信をつかんだ今季2勝目だった。

 初日のスタートホールでトリプルボギーを献上した選手が優勝をつかんだのはツアー史上初だ。今季賞金ランクを2位に上げ「これで全英に近づいた(アース・モンダミン杯終了時点で上位5位までに出場権)。やっぱり東京五輪出場のために、海外メジャーに出て世界ランクを上げたいから…」と熱く語った。12年ぶり2度目の賞金女王もちらついてきた。 (月橋文美)

 

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