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【ゴルフ】

大声援が好プレーの要因に!

2019年5月22日 紙面から

◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 ニューヨークのスポーツファンはとにかく騒がしい。男子メジャー第2戦、全米プロ選手権(5月16〜19日)が開催されたのはニューヨーク州のベスページ・ステートパーク。マンハッタンから電車や車で約1時間と交通至便なことから、地元のゴルフファンが押し寄せ、まるで野球やバスケットボールのゲームを観戦するかのような熱狂ぶりだった。

 ファンに好かれると、その声援は大きなパワーになる。今大会で思わぬ人気を得たのはタイのジャズ・ジェーンワタナノンド。米国人に読みづらい名字が逆に注目を集め、大声援を背に3日目は2位まで浮上した。「いろんな名前で呼ばれ、面白かった」。23歳のジャズはすっかりニューヨーカーの心をつかんだようだ。

 優勝したブルックス・ケプカ(米国)は声援も大きかったが、実はヤジもひどかった。最終日、4連続ボギーで2位に1打差まで詰められると途端にヤジが飛び、追い上げるダスティン・ジョンソン(米国)への掛け声が勢いを増した。しかしケプカは「逆にやる気になった」とヤジをパワーに変えて逃げ切った。

 松山英樹も好感を与えていた。2日目に履いたピンクのラインが入った靴が人気を呼び、喝采を浴びた。ツアー屈指の人気者、リッキー・ファウラー(米国)と同組となった3日目。判官びいきもあるのか「リッキー」の声に交じった「ヒデキ」の叫び声が、好プレーの要因になったのかもしれない。たまにはこんな騒々しい大会もいいものだ。 (全米ゴルフ記者協会会員)

 

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