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【ゴルフ】

2位発進の勝「絶対ウソだ」 同郷の大山亜由美さん死去

2019年5月18日 紙面から

第1日、18番でバーディーを奪い、ホールアウトする勝。5アンダーで2位(宮下雅太郎撮影)=福岡CCで

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◇保険の窓口レディース<第1日>

 ▽17日、福岡市東区・福岡CC和白C(6292ヤード、パー72)▽晴れ、28度、東南東3・5メートル▽賞金総額1億2000万円、優勝2160万円▽108選手(うちアマ3人)▽観衆4228人

 勝みなみ(20)=明治安田生命=が6バーディー、1ボギーの67で回り首位と1打差5アンダーの2位と好発進した。16日に25歳で死去した同郷・鹿児島の先輩プロ、大山亜由美さん(本坊酒造)を追悼する喪章を着けてプレーした。6アンダーで首位に立ったのは金沢志奈(23)=レイクウッドコーポレーション=で、2位タイにイ・ミニョン(韓国)。4アンダー4位に藤本麻子(28)=三愛石油=が続いた。前週優勝の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は出場していない。

 もうゴルフをできない先輩への思いも込め、勝が全身全霊で18ホールを回った。1番パー5で3メートルのバーディーパットを決めるなど前半で4バーディーを奪取。16番でこの日唯一のボギーを献上したが、17番で3メートルを沈め、496ヤードの18番パー5では昨年比10ヤード以上アップの飛距離を生かして2オン2パットの連続バーディーで締めた。

 「理想のゴルフができた。飛距離が伸びて、昨年までなら届かなかったところに届くようになり、使う番手も1クラブ、2クラブ違う」と満足そうに振り返った。

 前々週のパナソニックオープンレディスで今季初優勝を飾ったが、前週は第2ラウンドのスタート前に体調不良で棄権。シーズン最終戦の前週に優勝した昨年とは違い、「序盤に優勝できたから気持ちが楽になって伸び伸びできます。(ランク上位と優勝者だけが出場できる)最終戦の出場権も決まったし、ここからはイケイケドンドンなので」と早くも戦闘モードに走っている。

 同郷の大山さんの訃報は、16日に飛び込んで来た。勝は「絶対ウソだ、冗談だと思いました。(昨年の)Tポイントレディスで会って元気にしゃべっていたので…。私が中学1年、亜由美ちゃんが高校3年の時に、鹿児島県ジュニアで一緒に回ったこともありますし」と、やるせない表情で話した。「亜由美ちゃんの分まで精いっぱい生きようと思います」。そんな思いを自身のゴルフに乗せた一日だった。 (月橋文美)

 

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