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【ゴルフ】

昭和の宮本、令和でVへ 8アンダー2位浮上、46歳逆転なるか

2019年5月5日 紙面から

第3日、ホールアウトし笑顔を見せる宮本勝昌=名古屋GC和合で(高岡辰伍撮影)

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◇中日クラウンズ<第3日>

 ▽4日、愛知県東郷町の名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)▽快晴、25・6度、西2・4メートル▽賞金総額1億2000万円、優勝2400万円▽76選手(うちアマ3人)▽観衆6837人

 首位と1打差の3位から出た宮本勝昌(46)=ハートンホテル=が4バーディー、1ボギーの67で回り、通算8アンダーで2位に浮上した。首位のピーター・カーミス(ギリシャ)とは1打差。昨季は賞金ランキング74位で、18年間守ってきた賞金シードを手放したベテランが、最終日に2年ぶりの優勝を目指す。2打差の3位は貞方章男(40)=アイダ設計=ら2人。3打差の5位は重永亜斗夢(30)=ホームテック=ら2人。8位から出たアマチュアの金谷拓実(20)=東北福祉大3年=は71で、通算3アンダーの12位に後退した。

 「昭和の男、令和で頑張る」−。最終ホールのバーディーで日本勢単独トップに躍り出た宮本は、会見場の席に座るなり、旺盛なサービス精神よろしく、新聞の見出し!?を自ら切り出した。ただ、上機嫌に振る舞ったのは冒頭だけだった。この日のプレーを振り返ると「ピンチの連続。何度も何度もしのいだ」と神妙に打ち明けた。

 前半にスコアを2つ伸ばしたが、後半はティーショットが乱れ始めた。「風が生きていた」と、同伴者が打つたびに向きを変えるコース特有の風のいたずらもあった。

 13番パー3はグリーンを外した。2打目も寄せきれなかったが、5メートルのパーパットを沈めた。14番はラフからの2打目を木の枝に当てるミス。しかし残り70ヤードをピンそばに寄せるリカバリーを披露した。「ボギー、ボギーでもおかしくなった」。続く15番は「久しぶりのフェアウエー」からバーディーチャンスにつけたが、手痛い3パットでボギー。緊張の糸が切れそうなところでキャディーの明るい声が届いた。

 「まだまだ、これから」。実は2日目も14番から3連続ボギーをたたいたが、「あと、2ホールだけだよ」と言われて気持ちを立て直すと、連続バーディーで優勝戦線に踏みとどまっていた。「普通は落ち込むところだけど、明るいキャディーの性格に救われている」。結局、この日は続く16番と18番でバーディーを奪って主役候補に躍り出た。

 5年ぶりの最終日最終組。「和合って回れば回るほど、難しくなる。人のスコアを気にしている余裕はない。ピンチをしのいで最後までいけたらいいかな」。でもその結果、逆転優勝となれば…。「令和、令和と言うでしょうね。そういう流れには、しっかりとのっかりたいから」。ツアー通算11勝を誇る昭和47(1972)年生まれの46歳、お祭り男の本領発揮となるか。 (末松茂永)

 

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