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【ゴルフ】

小田孔明、風にメゲず首位浮上

2019年4月20日 紙面から

第2日、5番でティーショットを放ち、打球を見る小田孔明。通算10アンダーで首位に浮上=東建多度CC名古屋で(高岡辰伍撮影)

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◇東建ホームメイト杯<第2日>

 ▽19日、三重県桑名市の東建多度CC・名古屋(7081ヤード、パー71)▽曇り、22・2度、北北東3・8メートル▽賞金総額1億3000万円、優勝2600万円▽132選手(うちアマ5人)▽観衆2607人

 2014年賞金王の小田孔明(40)=プレナス=が7バーディー、3ボギーとスコアを4つ伸ばし、通算10アンダーでデービッド・オー(米国)とともに首位に立った。1打差の3位にはスコアを3つ伸ばした星野陸也(22)が入り、さらに1打差の4位には初日首位の貞方章男(39)=アイダ設計=と、この日スコアを4つ伸ばした出水田大二郎(26)=トス=らが続いた。

 多度名物の強風が吹く前にスコアを伸ばし、吹いてからは耐えに耐えた。小田孔は首位で決勝を迎えられる好調なゴルフに声を弾ませた。

 「ショットもいいけど、パットが入って助かった。久しぶりのいい感触。めったにないから頑張る。今週は崩れないと思う」

 出だしの10番でボギーとつまずくも、動じない。11番からアイアンショットで好位置につけ、4連続バーディーを奪った。13番ではバンカーからカップに直接放り込む美技も披露した。

 風が吹き荒れた後半の1番。9番アイアンで放った2打目は追い風に乗り、190ヤード先のグリーンをオーバーしてボギー。だが、3番パー3で、210ヤードを80センチにつけて取り返した。最終ホールも、前のホールのボギーを帳消しにするバーディーで終えた。

 「これだけ吹いたら、無理はできない。安全な方、安全な方に打った」

 不惑の境地に達したからなせる技か。無理をしないのはコース攻略だけでない。以前のように飛距離ばかりを求めず、自分の体力に応じたゴルフを目指す。「軽めで簡単な方がいい」と、3月からアイアンのシャフトをスチールからカーボンに変えていた。

 2014年の賞金王も15年以降は賞金ランク10位、22位、25位、そして昨年が44位と低空飛行を続けている。だが、心は折れていない。「最終日を考えながら、3日目は戦う」。09、10年には唯一の大会連覇を果たした百戦錬磨は、タイガー・ウッズのような復活劇を静かに思い描く。 (末松茂永)

 

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