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【ゴルフ】

有村、悲願の地元熊本Vへ好スタート! 復興半ば、ぜひ朗報を

2019年4月20日 紙面から

第1日、5番でティーショットを放つ有村智恵=熊本空港CCで(神代雅夫撮影)

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◇バンテリン・レディス<第1日>

 ▽19日、熊本県菊池郡菊陽町・熊本空港CC(6428ヤード、パー72)▽晴れ、22・7度、南西2・3メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽108選手(うちアマ3人)▽観衆3760人

 地元・熊本出身の有村智恵(31)=日本HP=が17番パー4でイーグルを決めるなどで70をマーク、首位と3打差の2アンダー6位につけた。3年前の熊本地震を機に、米下部ツアーから日本へ戻った有村。昨年7月の復活優勝を経て、いよいよ故郷に錦を飾るチャンスが来た。5アンダー首位は酒井美紀(27)=国際スポーツ振興協会、1打差の4アンダー2位に永井花奈(21)=デンソー=ら3人が続く。平瀬真由美のめい、アマチュアの竹田麗央(りお、16)=熊本・国府高1年=はイーブンパー21位発進。

 いつかはこの試合で勝つ。有村がジュニア時代からそう心に決めてきた大会だ。13歳、中学2年になりたての2001年に初出場してから、通算16度目。3打差6位と、絶好のスタートを切った。

 2バーディー、2ボギーのイーブンパーで迎えた17番・380ヤードのパー4。「残り137ヤードを9番アイアンで。打った直後はちょっと強いかな、止まってほしいな、と思ってボールを見てた」。グリーンに落ちた球はまっしぐらにピンをめがけて転がり、カップイン。かつてアルバトロスとホールインワンを同じ日に達成“3万年に1度の女”と呼ばれた有村の面目躍如の1打だった。

 「一昨年(東北高時代を過ごした宮城開催の)ミヤギテレビ杯の最終日17番パー4でイーグル。どうもゆかりのあるところで入ります。うれしいですね」。今年はLPGA放映権問題の影響で一時は開催が危ぶまれたこの大会だけに、地元ギャラリーを喜ばせたイーグル奪取に満足感はひとしおだ。

 実家は16年4月の熊本地震の震源地・益城町の隣の嘉島町。「コースとの往復で毎日益城を通りますが、まだまだ復興は道半ばと感じる」。同地震を体験、それが米下部ツアーからの撤退を決意させた。有村は「ここは熊本出身の私がみなさんに何かを伝える最高の場。明日は一番上を見られる位置で終わっていたい」と、大会初制覇への意欲を静かに口にした。 (月橋文美)

 

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