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【ゴルフ】

アマの金谷、滑り込みで予選突破 2011年の松山以来日本人2人目

2019年4月14日 紙面から

第2ラウンド、2番で第3打を放つ金谷拓実=オーガスタ・ナショナルGCで(共同)

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◇マスターズ<第2日>

 ▽男子メジャー第1戦▽12日、米ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGC(7475ヤード、パー72)▽曇り一時雨、22度、南南東3・2メートル▽87選手(うちアマ6人)

 【オーガスタ(米ジョージア州)大西洋和】日本勢4人のうち3人が決勝ラウンド(R)に進出。松山英樹(27)=レクサス=と小平智(29)=アドミラル=は通算1オーバー、46位で突破した。74で回って通算3オーバーにした初出場の金谷拓実(20)=東北福祉大3年=も通過。日本人アマの決勝行きは、2011、12年の大学の先輩・松山に続いて2人目となった。今平周吾(26)は通算6オーバーで3打届かなかった。昨年全英オープン王者のフランシスコ・モリナリ(イタリア)ら5人が通算7アンダーで首位。2打差以内に11人がひしめく空前の大混戦となっている。

 金谷はホールアウトした時点で予選を通ったかどうか分からず、負けを前提で報道陣の取材に答えていた。「これを財産にしないと、何のために来たのか分からない」「5〜6年後、あの時ああいう経験をしたなと思える日々を送りたい」「日本に帰ったら、(広島出身で大の広島ファンなので)調子の悪いカープを応援したい」。ところが…。

 その2時間後。全選手が競技を終えると、本来の通過ラインである50位には届かなかったものの、決勝行きを許される「首位から10打差以内」にいることが判明した。アマは4人通過し、トップは通算1アンダー。

 1オーバーから開始した第2Rは我慢の連続だった。前半3ボギー、後半も13番をボギーにし、14番を終えてもバーディーがなかった。興奮のあまりアイアンが2番手分余分に飛び、グリーンオーバーが続いた。

 「こんなの初めて。もう諦めそうになった。でも、最後まで諦めちゃいけないと思って頑張った」。そのご褒美か、15番パー5でようやく初バーディー、続く16番パー3も15メートルのラインがするするとカップに吸い込まれた。「諦めなかったから、神様が見ていてくれたのかな」と笑った。

 この2日間でつかんだことがある。本人はドライバーの飛距離不足を課題に挙げているが、一緒に回った米ツアー9勝のブラント・スネデカー(米国)も同じ程度の飛距離だった。「道を究めれば、そういう選手になれる」と教えられた

 そして話は帰国後の試合にも及び、中日クラウンズ(5月2〜5日・名古屋GC和合C、中日新聞社共催)への出場を明言した。今年のクラウンズは令和に元号が変わる最初の大会になることでも注目されている。その前に、マスターズでの目標だった「4日間でアンダーパー」、そして松山以来となるローアマ獲得へ。挑戦はあと2日続く。

<松山の初出場時> 2011年の東北福祉大2年時。ホールアウト時には予選を通ったかどうか分からず、宿舎で待機していた5時間半後にテレビで結果を見て知った。通算1オーバーで43位。万歳しながらソファに寝転び「イェー!」と叫んだ。19歳1カ月での通過は、プロも含めて現在でも日本人最年少記録。アマでの通過者はほかになく、この時点でローアマが確定した。4日間通算では1アンダー、27位だった。

<金谷のドライバー平均飛距離> 第2R終了時点で金谷は290.5ヤードで59位。287.5ヤードで68位のスネデカーを上回った。また、金谷はフェアウエーキープもパー3を除く28ホール中24回、キープ率85.71%で2位になっている。

 

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