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【ゴルフ】

マスターズ開幕、アマの金谷が5番まで1アンダーの好スタート 松山は連続ボギースタート

2019年4月12日 紙面から

◇マスターズ<第1日>

 ▽男子メジャー第1戦▽11日、米ジョージア州オーガスタ、オーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)▽晴れ、微風▽87選手(うちアマ6人)

 【オーガスタ(米ジョージア州)大西洋和】ゴルフの祭典が開幕した。日本からは初のメジャー制覇が懸かる松山英樹(27)=レクサス、昨年米ツアーで初優勝した小平智(29)=アドミラル、昨年の日本の賞金王・今平周吾(26)、2011年の松山に続くローアマが懸かる金谷拓実(20)=東北福祉大3年=の4人が出場。日本勢の先陣を切った金谷は5番まで終え、2バーディー、1ボギーとまずまずのスタート。松山は1、2番と連続ボギースタートで2オーバー。

 やはり何かを持っている。前日10日の公式練習日、1人でインを回った金谷は16番で正規の第1打を打った後、30ヤードほど先の池の縁まで歩いてボールを置き直し、水切りに挑戦した。これは練習ラウンドでのアトラクションで、パトロン(ギャラリー)たちはこれを楽しみに朝からグリーン周りに陣取り、ビールを飲みながら選手らを待つ。そんな熱気の中で打った金谷の球は、3度ほど水面でバウンドし、グリーンを駆け上がってピンそばに寄った。このスーパーショットに、一帯は大歓声。金谷は照れくさそうに笑顔で応えた。

 昨年10月にマスターズ出場を決めて以来、最近3年分の大会映像を取り寄せて繰り返し見てきた。だが、試合本番で水切りショットをする選手はいないため、映像には映っていない。こんな趣向があることは、1週間ほど前に初めて知った。

 会心の結果と想像以上の大歓声に、打った本人も「いい記念になりました」と興奮気味。2011年に日本人として初めてローアマを取った大学の先輩、松山英樹(当時2年)以来の大器として、プレー後は米FOXテレビのインタビューも受けた。同大の阿部靖彦監督(56)も「今の松山よりもショット力は上」と評価する。

 子どもの頃から春になると、必ずテレビで中継を見てきた夢舞台。「先週までは実感がなかったけれど、今はものすごく緊張している」。現地入り後はタイガー・ウッズやフィル・ミケルソン(いずれも米国)を見かけて緊張し、アダム・スコット(オーストラリア)に記念撮影をお願いした。

 予選2日間を一緒に回るのは、3年前のマスターズ王者、ダニー・ウィレット(英国)と米ツアー9勝のブラント・スネデカー(米国)。「(テレビで見て)よく知っている選手たち。勉強したい。でも、自分のことで精いっぱいになるだろうけど」。20歳の挑戦が、いよいよ始まった。

 

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