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【ゴルフ】

オーガスタ埋め尽くす女子選手 新時代感じた

2019年4月10日 紙面から

◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 18歳の安田祐香(大手前大1年)が3位と大健闘したオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権は、さながら男子メジャー、マスターズ・トーナメントのミニ版だった。初開催とは思えないほど華やかな祭典となった。長らく女性に門戸を閉ざしていたオーガスタ・ナショナルGCを女子選手が埋め尽くすシーンは、本当に新しい時代が来たと感じるものがあった。

 世界からトップアマ72人を招待し、歓待するさまもマスターズそのもの。開幕前夜はクラブハウスで夕食会を開き、チャンピオンズロッカーなどコースの隅々まで案内したという。もうこのクラブには、女人禁制の場所などないのだろう。

 コース設定は男子に比べグリーンが軟らかく、スピードも出ていなかった。ただし、バックナインの2つのパー5で2オンを狙えるのは、マスターズと同じ。優勝したジェニファー・カップチョ(米国)が最終日にイーグルを奪うエキサイティングな戦いに響いた大歓声も、マスターズをほうふつとさせた。昨年9月にオンラインで申し込み、選ばれた人のみが購入できる1日75ドルのチケットは完売。2万人の観衆が集まるにぎわいとなった。

 安田のプレーは見事だった。ただ難グリーンを攻略できず、追い上げの足かせとなった。来年はぜひリベンジをと思うのだが、プロに転向すればチャンスはない。ならばいつかは女子プロのトーナメントも開催してほしい、そう願うのはきっと私だけでないはず…。時代が進めば、そんな日がいつか来るのかもしれない。 (全米ゴルフ記者協会会員)

 

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