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【ゴルフ】

賞金女王になったら… 得意の逆転V、成田が温める極秘プラン

2019年4月8日 紙面から

通算5アンダーで優勝し、カップを手に笑顔の成田美寿々=静岡・葛城GCで(神代雅夫撮影)

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◇ヤマハレディースOP葛城<最終日>

 ▽7日、静岡県袋井市・葛城GC山名C(6564ヤード、パー72)▽晴れ、21・7度、西南西6・5メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽70選手▽観衆4538人

 圧巻の逆転劇だ。4打差の3位から出た成田美寿々(26)=オンワードホールディングス=が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算5アンダーで今季初優勝を果たした。昨年10月の富士通レディース以来のツアー通算12勝目。1打差の2位に前日首位のアン・ソンジュ(韓国)、1アンダーの3位に新垣比菜(20)=ダイキン工業=とペ・ソンウ(韓国)が続いた。開幕からの日本勢優勝は歴代2位に並ぶ5大会連続となった。最多は2005年の11大会。

 今季も「逆転の成田」は健在だった。通算28勝のアンとの4打差をひっくり返した。「ありえないことが起きた。ショットの調子が本当に良かった。心の底から楽しんでいた。成長を感じました」。史上30人目の生涯獲得賞金5億円突破もカッコよく勝って決め、笑いが止まらなかった。

 前半でスコアを2つ伸ばすと、11番、12番の連続バーディーでアンをとらえた。さらに、14番のアンのボギーで逆転。17番で再び並ばれても、「なんて面白い最終ホールになるんだ!と思っていた」と動じなかった。最後は残り237ヤードを5番ウッドで2オン。2パットのバーディーで勝負を決めた。

 来年の東京五輪での金メダルをターゲットに掲げている。「でも、3月から比嘉真美子さん、鈴木愛さん、畑岡奈紗さんと、私より世界ランク上位の人が優勝していた。(五輪で)金メダル取るぞと言っていて出場できなかったらダサい!と焦りはありました」

 今オフはクラブヘッドを走らせて飛距離アップするためにトレーニングを重ね、高い弾道の球を習得。ショートゲームの強化にも余念なく取り組んできた。

 今季の目標は5勝。その成田が本気で計画しているのは−。「賞金女王を取ったら、12月のLPGAアワード(年間表彰式)に宝塚のトップスターがまとう、背負い羽根の衣装で登場する」。V会見後の成田を追いかけ「この優勝で背中の羽根は何本生えましたか?」と聞くと「いやぁ、まだ1本も生えていないです」と、照れた返事が返ってきた。 (月橋文美)

 

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