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【ゴルフ】

比嘉、日本人6年ぶり開幕V 地元沖縄で通算5勝目

2019年3月11日 紙面から

優勝し、笑顔でトロフィーを持つ比嘉真美子=沖縄県・琉球GCで(神代雅夫撮影)

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◇ダイキンオーキッド<最終日>

 ▽10日▽沖縄県南城市・琉球GC(6514ヤード、パー72)▽曇り時々雨、20・5度、西3・7メートル▽賞金総額1億2000万円、優勝2160万円▽54選手▽観衆5450人

 2日目から首位を快走した比嘉真美子(25)=TOYO TIRES=が3バーディー、3ボギー、2ダブルボギー76と乱れながらも2位に3打差をつけて逃げ切り、通算5アンダーで今季優勝一番乗りを果たした。昨年4月のKKT杯バンテリンレディス以来11カ月ぶりツアー通算5勝目。3打差の2アンダー2位にエイミー・コガ(23)=加賀電子、新垣比菜(20)=ダイキン工業、穴井詩(31)=GOLF5=が入り、米ツアーから一時帰国の畑岡奈紗(20)=森ビル=は4オーバー17位に終わった。

 比嘉の通算5勝目の第一声は「本当にしんどかった。今日は思うようにゴルフができなくて、苦しい一日でした」だった。

 2位に7打の大差をつけての首位スタート。3番でバーディーを先行する順調発進。が、7番パー5で1・5メートルのパーパットを外したところから流れが急変。8番パー3では、ティーショットが木に当たり3オン2パットのダブルボギーとなってしまった。

 ハーフターンして11番パー5で2オン2パットのバーディー奪取。ところが13番で再びダブルボギー、さらに15、16番と連続ボギーをたたいて、2位との差は2打にまで縮まった。「地元の大会は私が引っ張っていきたいという気持ちが強かった。思い入れが強いぶん緊張していたんでしょうね」。

 沖縄で唯一開催されるツアー競技。この大会に中学2年の時から出場してきた。「小学生の時に大会ボランティアをして、いつかこういうカッコいいプロになる、ここで優勝する、それが夢の1つだった」という。

 大詰めの17番で、その思いがボールに乗った。残り98ヤードを56度ウェッジで打ったセカンドショットは、ピン左2メートルに。「完璧なショットができた」。起死回生のバーディーで、揺らぎかけていた優勝を決定づけた。

 日本人選手として13年の森田理香子以来6年ぶりの開幕戦V。那覇市内では地元紙の号外が配られるほど、カッコよく沖縄を盛り上げた。

 大スランプから脱出、勢関との婚約発表、そして今季はコーチを付けずに1人で自身のゴルフを鍛える。「自分の力を高めることが強くなる近道。自分がやりたいことに対して(結婚など)ゴルフ以外でもチャレンジして人間力を高めていく。そういう方法もあると思っています」。賞金女王、東京五輪へ向けても、この勝利が新たな開幕戦。どちらも「夢で終わらせず、現実にしたい」と語った。 (月橋文美)

 

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