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【ゴルフ】

ファウラーが再逆転V 11番ホールのトリプルボギーで発奮

2019年2月5日 紙面から

◇フェニックスOP<最終日>

▽3日、米アリゾナ州スコッツデール、TPCスコッツデール(7261ヤード、パー71)▽雨、20度、南5メートル▽賞金総額710万ドル、優勝127万8000ドル▽73選手

 【スコッツデール(米アリゾナ州)テッド・ムース】松山英樹(26)=レクサス=は4バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダーで15位だった。75だった小平智(29)=アドミラル=は通算4オーバーで72位。首位から出たリッキー・ファウラー(30)=米国=が74と苦しみながらも通算17アンダーで優勝した。2年ぶり通算5勝目。

 全米屈指の人気プロ、ファウラーが11度目の出場でついにフェニックスOPを制した。日系米国人の祖父・田中豊さんにウイニングボールを手渡すと、目を潤ませた。

 11番パー4で悪夢が起きた。グリーン右手前からの寄せは強めに当たり、下り傾斜に乗って池へ。さらに、ドロップ(プレース)した後で5打目を打つためにグリーンの状況を見ようと歩き出していたときにボールが転がり、再び池に落ちてしまった。

 本人あぜん、ギャラリーは騒然。既にプレー中だと判断され、次が6打目となった。トリプルボギーの「7」。スタート前にあった4打差のアドバンテージはなくなり、首位からも陥落した。

 しかし、これで闘志に火がついた。15番パー5は2オンに成功してバーディー。17番パー4は果敢にドライバーで攻めて1オンに成功し、首位を奪い返した。18番で1・5メートルのパーパットを沈めると、劇的な再逆転優勝に大歓声が起こった。

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 最終日を首位で迎えたのは3度目で、2位は2度。2016年大会では松山にプレーオフで敗れ、「祖父の前で勝ちたかった」と泣いた。あれから3年。祖父母、両親、フィアンセのアリソンさんの前で勝ったファウラーは「ついに勝てた。11番で大きく流れが変わってしまうと思ったが、実際にはいいトリプルボギーだった。15、17番で攻める気持ちが沸いたのだから」と興奮気味。記者会見では報道陣にもシャンパンを振る舞い、自ら「乾杯! ようやく勝ったぞ!!」と叫んだ。

◆松山15位 兆し見えている 

通算9アンダーでホールアウトした松山英樹(共同)

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 松山は過去2度優勝の得意とする大会で、優勝争いに絡めないまま終わった。最終日は2メートルほどの短いパットが何度も外れ、計34パット。ただ、ずっと悩んでいるドライバーショットには、やや手応えを感じたようで「今日も曲がったら、クラブのスペックを変えようかと思っていた。(成績が上がらないのは)ドライバーのせいじゃないことが分かった」と語った。

 次週は休養と練習にあてる。「この2週はトップ20を外さなかった。そういう意味では少しずつ兆しが見えているかも。来週の1週間はすごく大事になる」と先を見据えた。

 ▽小平智「流れをつかめないまま4日間が終わった。自分のゴルフが情けないという感じ。(次戦となる再来週に向け)調整して頑張りたい」

 

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