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【ゴルフ】

石川、首位と8打差16位も… 「諦めない」

2019年1月20日 紙面から

第2ラウンドの15番、右ラフから大木越えの第2打をグリーンに乗せピンチを脱した石川(レイ・デイビス撮影)

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◇シンガポールOP<第3日>

 ▽国内男子ツアー開幕戦▽アジアツアー共同主管▽19日、シンガポール・セントーサGCセラポンC(7403ヤード、パー71)▽晴れ、32度、北東4メートル▽賞金総額1億752万円、優勝1935万3600円▽72選手(第3R)

 【シンガポール=レイ・デイビス】荒天で前日順延された第2ラウンド(R)の残りと第3Rを行い、石川遼(27)=カシオ=は通算5アンダーで16位。第3Rで66をマークした首位の藤本佳則(29)=国際スポーツ振興協会=とは8打差に開いた。世界17勝のポール・ケーシー(英国)は通算10アンダーで4位にいる。

 「ゴルフは何が起こるか分からない。まだ諦めてないですよ」。ありきたりな言葉だが、石川の目は死んではいなかった。首位とは8打差。普通に考えれば絶望的だが、これまで多くの奇跡を起こしてきた元賞金王の言葉には「ひょっとして」という可能性を抱かせた。

 第2Rの残りは10番から9ホールをプレー。15番パー4では第1打が右ラフへ。目の前には大きな木が枝を伸ばしていたが、楽々越してグリーンをとらえ、ピンチを脱出。3つ伸ばして通算7アンダーで第3Rに入った。

 リズムが変わったのは、6番パー4。第2打をグリーン右バンカーに入れた。行ってみると、前の選手が打った跡に入り、やや目玉状態だった。ピンに寄せようと低く打ち出したが、グリーンに届かず。4打目で2メートルに乗ったが、2パットでダブルボギーにした。

 そこからは同組で順調に伸ばすマシュー・フィッツパトリック(英国)にあてられるかのように精彩を欠き、さらにダボを2つ。ギャラリーの多さはタイの鉄人プラヤド・マークセンと双璧で、観客からは「遼くん、頑張って!」の声が飛んだが、うつむき加減に歩く姿は痛々しかった。

 それでもプレー後は「6番は入れてはいけないバンカーに入れた自分が悪い。スコアは落としたが、ドライバー、アイアンともよくなっている」と前向き。10年中日クラウンズでは最終日に12アンダーの58を出し、6打差を逆転して優勝した。底力を見せつけたい。

 

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