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【ゴルフ】

賞金123万円男、22歳・和田が世界17勝ケーシーを1差追走

2019年1月19日 紙面から

海沿いの6番でティーショットを放つ和田=シンガポール・セントーサGCセラポンCで(レイ・デイビス撮影)

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◇シンガポールOP<第2日>

 ▽国内男子ツアー開幕戦▽アジアツアー共同主管▽18日、シンガポール・セントーサGCセラポンC(7403ヤード、パー71)▽雨後曇り、25度、北1・6メートル▽賞金総額1億752万円、優勝1935万3600円▽152選手

 【シンガポール=レイ・デイビス】第1ラウンド(R)の残りの後、第2Rに入ったが、半数の選手が日没のため競技を終えられなかった。第2R終了者の中で、暫定首位はポール・ケーシー(英国)とプーム・サクサンシン(タイ)で通算7アンダー。1打差で和田章太郎(22)=ディライトワークス=と佐藤大平(25)=クリヤマ=の日本勢2人が続いた。石川遼(27)=カシオ=は前半9ホールを終えて通算4アンダー。昨季賞金王の今平周吾(26)は発熱のため第1R途中で棄権した。

 首位に立った世界通算17勝のケーシーらに待ったをかけるのは、日本の若武者だ。国内ツアーで昨年稼いだのは123万円あまり、賞金ランク178位という、ほとんど無名の22歳・和田が、1打差で追いすがった。

 午前11時40分から第1Rの残り12ホールをプレー。休みなく第2Rを回り、合計30ホールを終えたのが約7時間後の午後6時30分(途中中断あり)。「やっと終わった。最後の方は、早く終わりたい気持ちだけでした」

 高校3年だった2013年に出場予選会で好成績を挙げてプロ入りしたが、主戦場は主に下部ツアーと中国ツアー。くしくも同じスコアで並んでいる佐藤とは、中国で行動をともにし、ホテルも同室という仲間だ。

 中国では昨年、1日に33ホール回ったこともある。「シンガポールより暑くて、3ホールごとに頭から水をかぶりました」。その経験が生きた。パッティングが得意で、ピンチになっても2〜3メートルを入れ続けた。ここまで3パットなし。フック系が持ち球だが、フェードも打てるようにしたことで、グリーンを両サイドから狙えるようになったことも好スコアを支える。

 この大会で上位4人に入れば、全英オープンの出場権が得られるが「考えてもいない。世界の一流選手が来ているビッグイベントで予選を通ることが目標だったのに。いい成績が出せて気持ちがいい」。誕生日でもある最終日に世界へ羽ばたく朗報が−こんなできすぎた結末となるか。

 

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