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【ゴルフ】

遼、幸運の19年発進 ロープに岩に天気に助けられた

2019年1月18日 紙面から

好調なドライバーショットを連発した石川(右)=セントーサGCセラポンCで(レイ・デイビス撮影)

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◇シンガポールOP<第1日>

 ▽国内男子ツアー開幕戦▽アジアツアー共同主管▽17日、シンガポール・セントーサGCセラポンC(7403ヤード、パー71)▽晴れ後雷雨、25度、南南西1・8メートル▽賞金総額1億752万円、優勝1935万3600円▽152選手

 【シンガポール=レイ・デイビス】男子の日本ツアーが開幕した。米ツアーから本格復帰2年目の石川遼(27)=カシオ=は5バーディー、3ボギーで昨年の初日と同じ69、2アンダー。首位と3打差の暫定21位スタートとなった。午後から雷雨のため競技が約3時間30分中断し、78人が第1ラウンドを翌日に持ち越した。暫定トップは台湾の洪健尭(コウ・ケンギョウ)で5アンダー。

 石川の2019年最初のラウンドには、3つの幸運が訪れた。1つ目は、前半の13番パー4。第1打が右の海方向に飛んだ。だが、行ってみるとボールはぎりぎりのところで止まっていた。水の上に浮かべたスポンサー看板が岸につながれ、余ったロープがぐるぐる巻きにされている中に、ボールはあったという。救済を受けてプレーを再開し、パーセーブできた。

 後半の7番パー5も2打目が右に飛び、対岸でコンテナ積み込み作業が行われている海の方へ。ギャラリーからは「ああっ…」と悲鳴にも似た声が上がった。だが、今回も陸と海の境にある岩の間にボールが挟まって間一髪セーフ。第3打をフェアウエーに出し、4オン2パットのボギーで上がった。海ポチャならダブルボギーの恐れもあった。

 そして3つ目。最後の9番をプレー中、突然激しい雨に見舞われた。だが、影響したのはこのホールだけ。その後、雨は雷を伴い、競技は中断。コースには水が浮き、ホールアウトできない選手が続出した。

 幸運を味方につけての2アンダーは、まずまずの出足。だが、9番で4メートルのパーパットを左に引っかけ「むかつく。イラッとくる終わり方」と、珍しく感情的な言葉を使った。新しく手にしたドライバーでのショットは一緒に回ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)以上の精度だったが、6年ぶりに新調したマッスルバックのアイアンは、まだ手になじんだとは言い難い。これから1年間戦っていくには、数字に一喜一憂するのでなく、内容を求めたい−。石川の顔にはそう書いてあった。

 

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