トップ > 中日スポーツ > 名古屋オーシャンズ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【名古屋オーシャンズ】

相手チームと戦う前にあった厳しい“もう1つの戦い”…名古屋オーシャンズはなぜ強いのか

2019年12月13日 11時42分

14試合ぶりに復帰したキャプテン・星龍太(名古屋オーシャンズ提供)

写真

 Fリーグの首位の名古屋オーシャンズは8日、名古屋市港区の武田テバオーシャンアリーナで行われた第28節の立川・府中アスレティックFC戦を5−1で制し、勝ち点を76に伸ばした。次節に勝利すれば、リーグ1位通過が確定する。

 この試合で大きなニュースはキャプテンの星龍太(32)が「右膝内側側副靭帯損傷」と「脛骨・大腿骨骨挫」のけがから14試合ぶりに復帰したことだ。

 「自分でもこんなに出場するとは思わなかったです。(久しぶりの試合でスタミナ的に)キツかったですね」

 立川・府中戦の前、11月25日から12月5日にかけて日本代表がスペイン遠征を行なっていた。オーシャンズからも5人が選出され、この日は代表組はなるべく温存。星の出場時間が長くなった。復帰戦とはいえ、試合に出るや否や負傷前の安定した守備と後方からの鋭いパスで攻守に貢献した。

 しかしキャプテンとはいえ、ポジションが確約されているわけではない。リーグ戦で勝利することもそうだが、まずはチーム内での厳しい争いに勝たなければならない。

 「オーシャンズが勝ち続けられている要因は経験のある選手が多いからだと思いますけど、その選手ががむしゃらにプレーしているから。それをやらないと勝てないし、試合に出られない」と語る。

 ベテランの選手のそんな姿勢を若手が目の前で見てることで「もっとやらなければ試合に割って出られない」と感じる。その相乗効果でオーシャンズはどんどん強くなっていくのだ。

 オーシャンズは15日(日)のエスポラーダ北海道戦に勝てばリーグ5位が確定。1月のプレーオフ決勝戦へ進む。しかしリーグ戦はまだ残っている。「リーグ1位が決まったからといって緩めてしまったらプレーオフに向けて身が入らない」と警戒するが、その心配もおそらく大丈夫だろう。

 日々、アジア最高峰の濃密な時間を過ごす彼らに手を抜いている暇などない。まずは選手それぞれがポジションを勝ち取るため戦い、それが巡り巡ってリーグ戦の勝利につながっている。(スポーツライター・舞野隼大)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ