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【名古屋オーシャンズ】

激痛の日々乗り越え“復活”へ…オーシャンズ八木 半月板損傷から復帰後初ゴール

2019年10月3日 9時50分

滑り込んで復帰後初ゴールを決めた八木聖人(名古屋オーシャンズ提供)

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 名古屋オーシャンズは9月28日、東京・町田市立総合体育館で行われたFリーグ第19節のペスカドーラ町田戦を4−2で制した。7連勝で勝ち点を51に伸ばし、首位を守った。

 開始2分で橋本優也(25)とペピータ(31)がゴールを決め、あっさりと優位に立った。このままオーシャンズのペースかとも思われたが、9分過ぎに町田のエース・森岡薫(40)に1点を返され流れが相手に傾いてしまう。その悪い流れを変えたのが、長期離脱から復帰を果たした八木聖人(きよと、25)の得点だ。右サイドのペピータからのパスに滑り込んで合わせた、見事なゴールだった。

 八木は昨季終盤の今年3月に右膝外側半月板を損傷し、全治6カ月と診断された。8月31日に行われた第15節のボアルース長野戦でようやく復帰を果たしたが、ベンチ入りしながらも出場機会のない試合が続いていた。しかし、この日は日本代表戦から中2日での試合だったため、チームは代表組の4人を温存。ついに八木の出番となった。

 試合後のフラッシュインンタビューで、八木は「半年間、けがで離脱していたのでこんなに早くゴールを決められるとは思わなかった」と心境を明かした。復帰こそ果たしたものの、膝のコンディションは「まだまだ」。試合に出場しながら調子を戻している段階だ。

 長期離脱は初めて。手術後は激痛で眠れず、不安な日々を過ごしていたという。けがをする前は得意のドリブルで目を見張るような活躍をし、日本代表候補にも選ばれていた。絶好調のパフォーマンスを見せていた矢先のけがでもあり、この長期離脱は相当つらいものになった。

 それでも、焦らず地道にリハビリを重ね、ようやく復帰後初ゴールを決めた。ただ、本当の意味での復活はもう少し先。これからも、じっくりとコンディションを高め、以前のようなキレのあるドリブルをもう一度見せてほしい。

 5、6日には茨城県神栖市のかみす防災アリーナで立川・府中アスレティックFCとシュライカー大阪との連戦が組まれている。どちらも強豪クラブで、タフな2日間になることは間違いないため、再び八木の力も必要になる。そこで連勝を収め、9連勝を決められるか。八木の活躍と連勝記録の更新。かみすでの試合は、その両方に注目が集まる。(スポーツライター・舞野隼大)

 

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