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【名古屋オーシャンズ】

7発無失点で5連勝のオーシャンズ 次戦はホーム仙台戦

2019年7月10日 9時43分

 名古屋オーシャンズは6日、千葉県浦安市の浦安市総合体育館でFリーグ第8節のバルドラール浦安戦を行い、7−0で大勝した。8試合でリーグダントツの55得点を誇る圧倒的な攻撃力もさることながら、今季初の無失点勝利で5連勝。後半には守備を統率したGK関口優志(27)の初ゴールも飛び出すなど攻守にさえわたった。

 2007年のリーグ開幕から「2強」を競い合った伝統の一戦。並々ならぬ闘志でぶつかってくる相手に、オーシャンズは開始直後こそ攻守に苦しんだ。それでも、時間の経過とともに相手の戦いに順応。前半4分には吉川智貴(30)がゴールポスト際からループシュートを放ったが、ボールは惜しくもクロスバーをたたいた。

 そして同9分、ついに先制点が舞い込んだ。左CKのキッカー、ヴァルチーニョ(27)のパスを受けた中央のラファ(26)がワントラップで相手をずらし、低弾道の強シュートを突き刺した。オーシャンズにとって5試合連続となる先制弾。これでチームが勢いづいた。同15分には高い位置でボールを奪った西谷良介(33)が左サイドからシュートを放ち、こぼれ球に反応したヴァルチーニョがゴール。直後には相手のトラップミスを周到に狙っていたヴァルチーニョが中央から持ち込み、リードを3点差に広げて前半を折り返した。

 前節のフウガドールすみだ戦は15−2で圧勝し、1試合最多得点と同最大得点差のリーグ記録を更新した。フエンテス監督は「スコアに満足せず、点を決めても0−0の気持ちで最後までやり切ってくれた」と選手に賛辞を送ったが、この試合でも同様のメンタリティで戦った。

 後半5分には相手がGKをFPの選手に代え、ゴールをガラ空きにして攻め込むパワープレーを始めた。これに対し、オーシャンズはボールを頂点にしてヴァルチーニョが先頭でプレスを仕掛ける攻撃的な守備で応戦。同6分に、そのヴァルチーニョが今季3度目となるハットトリックを「パワープレー返し」で決めた。さらに、同9分にはシュートをキャッチしたGK関口が、相手DFの間を縫うように持ち出し、自らパワープレー返しで初得点をマーク。同13分には相手ゴール前のFKからラストパスを受けた右のラファが決め、試合を決定的なものとした。そして、フィニッシュはペピータ(31)。同37分、ヴァルチーニョのカウンターで駆け上がると、中央やや左からダイレクトシュート。こちらも今季3度目となるペピータ、ヴァルチーニョ、ラファのブラジル人トリオによるそろい踏みで試合を締めくくった。

 「楽なゲームだったと思われるかもしれないが、それとは真逆の展開だった。内容としては2−0という受け止め方をしている」

 試合後のフエンテス監督は口元を緩めなかった。この試合はベンチ登録選手のうちFP4人は一度も起用せず、FP8人で回し切った。選手交代によって流れやペースが変わらないように固定メンバーで戦い、緊張感のある試合を続けた。まさに盤石の戦いぶりだった。

 次節の14日は、名古屋市港区の本拠地・武田テバオーシャンアリーナにヴォスクオーレ仙台を迎える。勝ち点21で2位のオーシャンズに対し、同10の8位と低迷しているが、上位進出を狙えるだけの力は持っている。今季は、前線に日本代表級の選手を加えてレベルアップしているだけに、オーシャンズとしては星龍太(32)や安藤良平(31)といった守備のキーマンの働きが不可欠だろう。得点力を継続しつつ、次節は「2試合連続無失点勝利」での6連勝を目指したいところだ。(本田好伸)

今季3度目のハットトリックを達成したヴァルチーニョ(名古屋オーシャンズ提供)

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