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【フィギュア】

羽生結弦も「かっこいい!」鍵山優真の伸び伸び演技に絶対王者も舌を巻いた!堂々のシニアデビュー表彰台

2020年2月9日 22時43分

表彰式で鍵山優真(右)に声を掛ける羽生結弦

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◇9日 フィギュアスケート四大陸選手権最終日・男子フリー(ソウル)

 昨年11月の全日本ジュニア選手権と1月の冬季ユース五輪(スイス・ローザンヌ)で優勝したショートプログラム(SP)5位の鍵山優真(16)=星槎国際高横浜=が、フリー3位となる179・00点をマークし、合計270・61点で銅メダルを獲得した。シニアの主要国際大会初出場ながら、大会初制覇を達成した冬季五輪連覇の羽生結弦(25)=ANA=や2018年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(22)=トヨタ自動車、中京大=に続く高い将来性を感じさせた。

 ジュニア世代の鍵山が銅メダルの大仕事だ。冒頭に連続ジャンプの4回転トーループ―2回転トーループを決めて波に乗ると、単独の4回転トーループも着氷。氷上で自らの演技に拍手した16歳はフリー、合計の自己ベストを大幅に更新し「本当にいい点数が出てよかった。自信にもつながった」と満足げだった。

 3位という順位には驚きを隠すことができなかったという。「最初に聞いた時は『まじで…』と思いました」。初々しい言葉が口を突いた。

 父親でありコーチなのが全日本選手権3連覇の正和さん(48)。冬季五輪2大会連続出場の名スケーターからスケーティングなど基礎を徹底的に教わった。今回は国際スケート連盟主催のシニア主要国際大会への初出場だが、幼いころからの鍛錬がものをいった。

 最終組の滑走にも緊張せず、軽快なジャズのメロディーに乗って伸び伸びと演技した。これには、同じ組の羽生が「ジュニアのエレメンツで練習してシニアの舞台で戦えるということはすごく強いと思いますし、かっこいい」と舌を巻いたほど。演技後には、羽生から「おめでとう」と祝福された。

 その言葉に「うれしかった」と笑顔を見せた鍵山の次戦は、3月の世界ジュニア選手権(エストニア・タリン)。狙うのはユース五輪に続く金メダルだ。「堂々と演技できるよう頑張りたい」。堂々のシニアデビューを飾った未来のエースは力強く意気込んだ。

 ▼鍵山優真(かぎやま・ゆうま)2003(平成15)年5月5日生まれ、長野県軽井沢町出身の16歳。158センチ、51キロ。5歳でスケートを始める。昨年11月の全日本ジュニア選手権で優勝し、同12月はジュニアグランプリ(GP)ファイナル4位、全日本選手権3位。1月の冬季ユース五輪は男子シングルで金メダル、団体戦で銀メダル。1991年から全日本選手権を3連覇し、冬季五輪に2大会連続で出場した父の正和さんをコーチとして師事している。

 

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