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【フィギュア】

ロシア勢に勝つためには…4位の紀平梨花「攻めた演技を」次回以降も4回転サルコー投入へ

2019年12月8日 19時38分

女子フリーで演技する紀平(AP)

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◇7日 フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル最終日(イタリア・トリノ)

 女子はショートプログラム(SP)6位の紀平梨花(17)=関大KFSC=がフリー4位の合計216・47点で4位に終わり、2連覇はならなかった。初出場のロシア勢が表彰台を独占し、SP1位のアリョーナ・コストルナヤ(16)がフリーで2位となり、世界最高の合計247・59点で初優勝。アンナ・シェルバコワ(15)が2位、アレクサンドラ・トルソワ(15)が3位に入った。

 プログラムの冒頭に決意を込めていた。紀平が初めて挑んだ4回転サルコー。「朝の練習前に決めた。4回転時代が来ていても迷っていたが、SPのミスがあったので絶対にやろうと気持ちが変わった」。転倒したが、回り切って認定された。

 ジャンプの失敗があり、得点は伸びなかった。連覇もならず、表彰台にさえ立てなかった。それでも、習得中の4回転サルコーに挑戦できたことは大きい。

 「時代の流れに沿っていけるようにやるには、すごく挑戦して良かった試合だった。点数も順位も演技も悔いが残るが、いまできる状態で精いっぱいを尽くした」

 一度も試合で組み込んでいなかった大技。会場練習で何本かきれいに跳んではいたが、成功率はまだ5割もなかった。それでも勇気を持って臨んだ。「最初に挑むときが一番不安になるが、今回経験できたのでこれからの試合では入れていきたい」。手応えは得た。

 昨季とは様相が一変した女子の戦い。4回転は必須となり、SPでの失敗は即脱落となるという現実をまざまざと見せられた。「ロシアの選手たちは本当に強かった。攻めの構成でもいい演技をしていた。だから自分も攻めた演技をしていく」。時代の変化の渦に巻き込まれながらも、前に進んでいく。

 

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