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【フィギュア】

昌磨、来季は5回転! 今季ラストは3位も「ここからスタート」

2019年4月13日 紙面から

演技を終え、悔しそうな表情を見せる宇野昌磨=マリンメッセ福岡で(木戸佑撮影)

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◇国別対抗 男子フリー

 ▽第2日▽12日▽福岡市・マリンメッセ福岡▽男子フリー、ペア・ショートプログラム(SP)ほか

 男子フリーは平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車、中京大=がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)−4回転トーループの連続ジャンプに失敗し、189・46点で3位。今後に向け、前人未到の5回転ジャンプに挑戦する意欲を見せた。田中刑事(24)=倉敷芸術科学大大学院=は169・79点で6位。女子は11日のSPでルール改正後の世界最高得点となる83・97点を挙げた紀平梨花(16)=関大KFSC=が公式練習でトリプルアクセルなどを確認した。第2日を終えて、日本チームは米国に次ぐ2位につけた。

    ◇

 果敢な挑戦は実らなかった。でも、宇野の心に後悔はなかった。4回転フリップを2本着氷させると、決めれば国際スケート連盟(ISU)公認大会では世界初成功だったトリプルアクセル−4回転トーループの連続ジャンプに挑んだ。しかし、大きく転倒。そのチャレンジ精神を観客席のファンは大きな拍手でたたえた。

 「本当に体力不足。想定通りでした」。表情に憂いはない。順位やこの日の結果をしっかり受け止めると、来季に挑む可能性がある新しい試みまで口にした。「(4回転)トーループが回りすぎるので、トーループをちょこっとだけ練習しようかなと思います。あまり公言したくはないですけど」。報道陣からの「それは5回転トーループか」との質問を否定しなかった。

 5回転ジャンプはISUが基礎点を設定していない未知のジャンプ。誰も成功したことがないが、それでも宇野にはトライする理由がある。4位に終わった世界選手権で、男子選手のレベルが急速に上がっていることを実感した。今の心にあるのは危機感。だからこそ、さらなる進化へかじを切る。

 「(5回転ジャンプを)練習するということをいくら公言しても、本番では『やりません』と言えば逃げられるので…。練習はしていきたいと思っています」

 さらに、この日に成功できなかったトリプルアクセル−4回転トーループ、回転不足とされた4回転サルコーもさらに練習を重ねて、今後の武器にしていくという意志も表明。そして、こう強調した。「負けたくない。人にも自分にも…。技術的にもっとうまくなりたいです」。挑戦の日々は続く。 (川越亮太)

 

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