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【フィギュア】

昌磨が挑む世界初の超難関プログラム 「成長の第一歩に」

2019年4月11日 紙面から

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は11日、日本など6カ国が参加して、福岡市のマリンメッセ福岡で開幕する。10日は平昌五輪銀メダルで男子の宇野昌磨(21)=トヨタ自動車、中京大=や、女子の紀平梨花(16)=関大KFSC=ら日本勢が公式練習。宇野は12日に行われるフリーで4回転フリップを2本入れる新構成で挑むことを表明。3月の世界選手権で4位に終わった屈辱を胸に、“超難関プログラム”に挑む。

  ◇

 福岡で成長の証しをみせつける。宇野は4回転フリップを入念に確認したほか、国際スケート連盟公認大会で決めれば世界初となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)−4回転トーループも着氷。練習後は並々ならぬ思いを口にした。

 「世界選手権が終わった後は成長することだけを考えて、ジャンプだけ練習してきた。この試合は自分の成長の第一歩にできたらいいなと思っています。できれば、フリーで(4回転ジャンプを)4本入れたいですね」

 12日のフリーで挑もうとしているのは超難関プログラムだ。冒頭から2本の4回転フリップを予定しているが、2本組み込むのは自身初。しかも1本目は3回転トーループとの連続ジャンプ。さらに「体力が残っていれば」との前提でトリプルアクセル−4回転トーループを後半に入れることも視野に入れていた。

 理想通りなら7つのジャンプの基礎点は合計79・96点。世界選手権で優勝したチェン(米国)の77・29点をも上回る。成功するか、大技をトライするかは当日次第だが、“ニュー昌磨”の第一歩は福岡で…という思いは変わらない。原動力となるのは世界選手権4位に終わった危機感だ。

 「周りはどんどん成長し続けている。やらないと置いていかれる。上を向いて、先を目指そうと思いました」。11日のショートプログラムでは曲を平昌五輪で銀メダルを獲得したビバルディ作曲「冬」にする予定だが、福岡で新しい第一歩を踏み出す。 (川越亮太)

 

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