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【フィギュア】

羽生、4回転完全習得へ イチローの言葉に刺激「自分にも生かす」

2019年3月25日 紙面から

エキシビションで演技する羽生=さいたまスーパーアリーナで(いずれも木戸佑撮影)

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◇世界選手権・エキシビション

 フィギュアスケートの世界選手権男子で2位となった羽生結弦(24)=ANA=が24日、会場のさいたまスーパーアリーナで取材に応じた。羽生はショートプログラム(SP)を行った21日に現役引退を表明した米大リーグ、イチロー外野手(45)から刺激を受け、来季は今大会で決めたトーループ、サルコー、ループ以外の4回転ジャンプを完全習得すると決意表明した。

 レジェンドの言葉を胸に、新たな一歩を踏み出していく。フリーで激闘を繰り広げた会場に姿を見せた羽生が口にしたのは、SPの当日に現役引退を表明した偉大なアスリートの名前だった。

 「いろんな言葉で支えられ、練習方法を変えたりトレーニング方法も変えたりしてきました」。イチローに大きな影響を受けたことを明かし、コメントを続ける。「言葉をまた研究しつつ、自分にも生かせたらいいなと思いました」。熱い感情を隠そうとはしなかった。

 そんな羽生が、「フル(参戦)でやりたい」という来季の取り組みは4回転ジャンプのさらなる進化だ。その思いはフリーの演技後にも語っていたが、この日は平昌五輪の前に右足首を痛めた原因となったルッツから再び、挑んでいく意思を見せた。

 「筋力的にだいぶ戻ってきてはいますし、強くもなっているので1週間、2週間ほど練習したら、何回に1回、何十回に1回かは跳べるような確率に戻ると思います」。さらに他の4回転のフリップ、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)についても「やる気ではいます。全部」と語った。

 フリーの上位3選手を表彰するスモールメダルセレモニーでも、4回転の壁を越える決意を示した羽生。最後に3000人のファンの前で、こう宣言した。「(クワッド)アクセル頑張ります。ルッツも頑張ります。フリップも頑張ります」。6種類の4回転を全て自分のものにできれば、さらに強くなる。 (川越亮太)

スモールメダルセレモニーで話す羽生

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