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【フィギュア】

紀平痛っ!転倒で左手薬指負傷 「グニャグニャ」になった

2019年2月7日 紙面から

 【アナハイム國島紗希】欧州以外の国・地域が参加するフィギュアスケートの四大陸選手権は7日(日本時間8日)に当地で開幕し、男女のショートプログラム(SP)が行われる。5日は公式練習が始まり、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルを制した紀平梨花(16)=関大KFSC、昨年の覇者で全日本選手権女王の坂本花織(18)=シスメックス=らが調整した。紀平は転倒した際に左手薬指を負傷した。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を何度も決めていた。好調のまま本番へ。そんな雰囲気が漂っていたこの日2度目の練習終盤、紀平にアクシデントが襲った。めったに転ばない3回転ルッツで転倒。とっさに手をついた際、氷にあいた穴に左手の薬指が引っかかり「グニャグニャ」となったと言う。笑顔で「多分突き指だと思う」と話したが、痛みと腫れがあり「結構ヤバイと思う。まだ分からない」と表情を曇らせた。

 指先なら演技に大きな影響はないようにも思えるが、単純な問題ではない。ジャンプは全力で踏ん張る高強度の運動で、両手は握るのが通常だ。患部の薬指が曲げられないとなれば、親指と人さし指だけ曲げるのか、はたまた全ての指を伸ばすのか、本番までの練習で探るしかない。さらに演技では指先まで繊細な表現が求められる。たかが指先ではないのだ。

 「絶対に間違わない、一番良い方法を選んで何とかしたい」と話した紀平は、昨年12月の全日本選手権でははき続けていたスケート靴の調整に苦戦。その後新調した靴も合わず、米国入り後の4日の練習に左足の靴を変更して臨んだ。“デビュー2日目”にして感覚はまずまずだっただけに「(3月の)世界選手権で自信になるような演技を」という思いはもちろんあるが「今から(痛みが)急激に引いてくればいいけど、どうなるかは分からない」とも。優勝候補筆頭の16歳に暗雲が垂れ込めた。

 

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