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【Vamos!! FC東京】

「俺はACLを勝ちたい」FC東京・長谷川健太監督の野望 もちろんJでも「テッペン目指す!」

2020年1月1日 17時24分

新年の抱負を語った長谷川監督

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◇新春インタビュー

 サッカーのJリーグ1部(J1)で、FC東京の長谷川健太監督(54)は今季、就任3季目を迎える。昨季はクラブ史上最多勝ち点64、同最高位の2位で終えるなど、充実のシーズンとなったが、J1年間王者という、クラブ長年の夢に届かなかったことも事実。悲願達成に向け、指揮官は今、どんな青写真を描いているのか。過去2季の収穫と課題などにも触れつつ、新シーズンへの展望、抱負など大いに語った。(取材&構成・馬場康平)

「悔しさはあるけど、選手は本当によくやってくれた」

 ―悲願のJ1制覇まであと一歩だった

 長谷川監督「だからこそ、2020年シーズンが大事になる。この経験を生かさなければいけない。同じようなシチュエーションになったとき、自分たちは過去どうだったのかという新たな物差しができた。だから、どうしなければいけないかが分かる」

 ―そういう意味では18年の教訓が19年に生かされた印象がある

 「そういうふうにチームづくりを進めていきたいと思っていた。今季は他クラブからも警戒されると思う。ただ、そうやって周りに認められることはクラブとして成長の証しとも言える。その中で、研究されても、それを打ち破っていけば、チームも選手もさらに伸びていく」

 ―就任2年目の19年シーズンを戦い終えて率直な感想は

 「悔しさはあるけど、選手は本当によくやってくれたと思う。今季またテッペン目指してやるしかないと気持ちを新たにした」

 ―振り返って印象に残っている場面は

 「なんだろうね。何よりもずっと高いテンションで1年を過ごすことができたことかな。シーズンを通して優勝争いができたこと。それは選手が頑張ってくれたおかげだと思う」

 ―シーズン途中にMF久保建(現マジョルカ)、DF太田(現名古屋)、DF張賢秀(チャン・ヒョンス、現アルヒラル)が抜けたが、監督は「俺たちには(渡辺)ツヨシやマコ(岡崎)がいる」と言って、若手を積極的に起用した。その理由は

 「前半戦のプレーを見ていて十分やれると判断した。逆に、やってもらわないと困ると思っていた。ツヨシは大卒なので即戦力として期待して獲得した選手。そういう意味でも、その可能性は信じていた」

 ―選手を育てながら戦ってきた1年でもあった

 「このクラブのビジョンとして育成を掲げている。今までは、なかなか若い選手が試合に出づらい環境でもあった。自分自身も若手を見てきて、やれるか、やれないかの基準がある。ツヨシに関してもそうだったし、(久保)タケフサに関しても、開幕前に十分戦力としてやれると判断していた」

「ケンスケが決めなかったら、もう仕方ない」

 ―話は変わるが、永井謙佑には期待を込めて「自分で仕掛けろ。おまえが外して負けてもいい」と伝えていたそうだが

 「本当に1年間エースとしてチームを引っ張ってくれた。ケンスケが決めなかったら、もう仕方ないよね(苦笑)」

 ―2トップの貢献度は本当に高かった

 「逆に、交代で出場した選手の得点が欲しかった。FW全体で最低でも30点は欲しかったというのが本音。そうすれば2トップの負担も減る」

 ―これまでの東京はシーズン後の反省として精神面を挙げることが多かったが、19年は「得点が足りなかった」と明確な課題が出たことが新鮮だった

 「俺は点を取り続けないといけないって言い続けてきたけどね(笑)。18年よりは7得点増えたけど、あと10得点は増やしたい。そのためにはFW全体で30得点、2列目で15得点を目指したい。その作業が新たなシーズンの課題となる」

 ―新シーズンはACLもある。日程も過酷になるが

 「大変なのは分かっているけど、何よりも楽しみ。俺はACLを勝ちたいと思っている。何とかアジアでも勝ち上がっていけるように、まずはプレーオフを勝ち抜きたい。またあの舞台に戻れることを、選手に感謝したい」

 

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