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【Vamos!! FC東京】

【試合詳報】首の皮一枚だけど… 最終節4点差以上取って逆転Vしてくれ!

2019年12月1日 紙面から

FC東京−浦和 前半、浦和・山中(左)と交錯し顔を歪めるディエゴオリベイラ=いずれも味の素スタジアムで

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<J1第33節 FC東京1−1浦和> 初Vへ、奇跡を起こせ!! 2位FC東京は浦和と1−1で引き分けて勝ち点64とし、かろうじて優勝争いに踏みとどまった。0−1の後半24分にFW田川亨介(20)が同点ゴールを決めた。首位横浜Mが川崎を4−1で下して6連勝、同67と伸ばしたため、優勝争いは12月7日の最終節の直接対決へ。得失点差で横浜Mが7点上回り、FC東京が逆転優勝するには、4点差以上の勝利が必要になる。松本はG大阪に1−4で敗れて最下位に転落し、1年での降格が決定。磐田は名古屋に2−1で勝ったが、17位で5年ぶりのJ2が決まった。

 初優勝に向けて、またも天敵が立ちはだかった。2004年以来、味スタで勝てない浦和にまたも勝ちきれず、首位の横浜Mとの勝ち点差は3に開き、得失点差は7。逆転優勝には、直接対決で4点差以上の勝利が絶対条件−。長谷川監督は試合後、ため息と一緒に「なかなか簡単には勝たせてもらえない」と吐き出した。

 前半39分に先制点を奪われ、アクシデントにも見舞われた。同42分に、ディエゴオリベイラが右膝を痛めて負傷交代すると、後半12分には永井が右肩を脱臼してピッチを去った。ダブルエースを失い、東京は窮地に追い込まれてしまう。それでも、途中出場の田川のゴールで追いついて何とか土俵際で残った。

 指揮官は「最終節までは持ち込めた。体の半分以上は俵を割っているかもしれない。可能性は1%かもしれないが、最後の1試合も全てを賭して戦いたい」と、力を込めた。

 万年中位が定位置の首都クラブが、最終節まで優勝の可能性を残した。この日、クラブ史上最高勝ち点を64に更新して一つ歴史を塗り替えた。

 負の歴史を知る最古参の森重は「可能性がゼロではない状況で戦えるのは幸せなこと。サッカーは何が起こるか分からない。奇跡に向けて1週間準備をしてチーム全員で戦い抜きたい」と意気込んだ。負け続けた男たちが、奇跡を起こすために次節敵地に乗り込む。まだ東京の今シーズンは終わっていない。 (馬場康平)

後半、右肩を脱臼し、ピッチを後にする永井

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