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【Vamos!! FC東京】

【試合詳報】FC東京、首位陥落も… 後半49分、森重が夢つなぐ同点ミドル!

2019年11月24日 紙面から

FC東京−湘南 後半終了間際、同点ゴールを決め雄たけびを上げるFC東京・森重(中央)=味の素スタジアムで(平野皓士朗撮影)

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<J1第32節 FC東京1−1湘南> FC東京は約3カ月ぶりのホームゲームで湘南と1−1ドロー。0−1で迎えた後半ロスタイムにDF森重真人(32)のゴールで追いついたが、勝ち点1獲得にとどまり、敵地で松本を1−0で下した横浜Mに首位の座を明け渡した。この日試合がなかった川崎は3連覇を逃した。

 30日の第33節でFC東京が浦和に敗れ、横浜Mが川崎に勝てば、2004年シーズン以来15季ぶりとなるJ1年間王者の座に就く。

 誰よりも優勝したい男が、一振りに思いを込めた。0−1で迎えた終了間際、岡崎が最終ラインからゴール前へとロングボールを送った。それに合わせ、背番号3は何かに導かれるように、スルスルとポジションを上げた。

 「クロスが上がった時点で誰もいなかった。もしかしたら、ボールがこぼれてくるかもしれないと思った」

 相手DFがクリアしたボールが、本当に誰もいないスペースへとこぼれる。いち早くそれに反応した森重は、コンパクトに右足を振った。アウトサイドに当てたボールは、シュート回転して右ポストを直撃し、ゴールへと吸い込まれた。

 「僕自身の思いと、これまでアウェーにもかかわらず、応援に来てくれたサポーターの思い。みんなの思いがこもったゴールだと思う」

 起死回生の同点弾に、そう言って胸を張った。

 何度転んでも立ち上がってきた男の強さを、この日のピッチに見た。10年に大分から加入し、気付けばFC東京で最古参選手。このチームで、敗戦の悔しさを誰よりも味わってきた。

 だからこそ、「年々、優勝したいという思いは強くなっている。リーグ優勝? もうそれしかない」と言う。11歳年下の21歳、センターバックでコンビを組む岡崎も、このゴールに「思いが強い人のところにボールがこぼれてくるのだと思った」と感嘆の声を上げた。

 残りは2試合。最終節には、横浜Mとの直接対決を残す。「ここからいろんなプレッシャーがかかる。よりアグレッシブに点を取りにいく。それができれば優勝できると思う」。きっと最後にひっくり返す。森重はそう信じて、“二大決戦”に挑む。 (馬場康平)

 

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