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【Vamos!! FC東京】

【試合詳報】シュート12本空砲… FC東京、痛恨完敗でついに「1差」

2019年9月15日 紙面から

鹿島−FC東京 後半、ゴール前で鹿島・ブエノに突破を阻まれるFC東京・永井(右)=カシマスタジアムで(武藤健一撮影)

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<J1第26節 FC東京0−2鹿島> 巨大な壁にはね返された。首位のFC東京は敵地に乗り込み、2位鹿島との直接対決。試合開始早々に先制されると、後半にも追加点を許して0−2で完敗した。東京は勝ち点52のまま。鹿島は同51として1差に肉薄した。3位の横浜Mは広島に3−0で快勝。勝ち点48に伸ばし、優勝争いは混戦になった。

 これが経験値の違いなのか。初めての戴冠に向け、避けては通れない天王山。東京は試合内容では見劣りすることはなかったものの、12冠を誇る鹿島に0−2と決定力の差を見せつけられた。

 長谷川監督が奥歯をかむ。「鹿島らしさにやられてしまった。非常に悔しい」。キックオフを告げる笛の音の余韻も残る開始2分、早くも試合が動いた。右CKからブエノに頭で合わされ、鹿島のペースに引きずり込まれた。

 この日は歓声がことごとくタメ息に変わった。相手の7本を上回る12本のシュートはすべてが空砲。指揮官は「室屋、(永井)謙佑、ディエゴ(オリベイラ)が決定機をつくり、いずれも崩した形だった。選手は持てる力をだしたと思うが、一発が決まっていればという展開だった」と振り返った。

 後半11分には永井が右サイドからの高萩のグラウンダーのクロスに右足で合わせたが、枠をとらえられず。背番号11は「オレの責任」と息を吐き出した。追いつけそうで追いつけない。ヤキモキする展開に指揮官がFW2枚同時交代を準備すると、そのタイミングでトドメの2点目を献上。もはや、完敗を認めるしかなかった。

 ただ、これで終わりではない。日韓の国内リーグで優勝経験のある高萩が力を込める。「この敗戦から学んで逆の立場になれるようにしたい。そうすれば僕たちも優勝できるチームになれる」。勝ち点差1でも、首位には変わりはない。残り8試合。頂を極めるのに、楽な道のりなどない。健太トーキョーは下を向かず、初優勝への道を進む。 (馬場康平)

前半、ベンチ前で戦況を見つめるFC東京・長谷川監督

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