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【Vamos!! FC東京】

【試合詳報】FC東京、V加速! 年イチ弾の高萩「勝ち続けないと」

2019年8月31日 紙面から

名古屋−FC東京 後半、チーム2得点目のゴールを決めるFC東京・高萩=パロマ瑞穂で(武藤健一撮影)

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<J1第25節 FC東京2−1名古屋> 首位のFC東京は雨中の激闘を制した。敵地で名古屋と対戦し、2−1で3試合ぶりの白星。勝ち点を52に伸ばした。前半29分にFWディエゴオリベイラ(29)が得点王争いで単独トップに立つ13点目で先制すると、後半4分にはMF高萩洋次郎(33)の2年ぶりとなるゴールで追加点を挙げた。

 FC東京を3戦ぶりの勝利に導いたのは、日韓で国内リーグ優勝経験を持つ練達のMFだ。高萩の2年ぶりとなるゴールなどで名古屋を退け、首位をがっちりキープ。地獄のアウェー8連戦を、まずは1勝1分けと上々の滑り出しだ。

 司令塔の機転の利いたワンプレーが、雨中の激闘の大きな分岐点になった。「名古屋戦では、チャンスだと思ったときにスプリントできるかどうか。相手は(攻守の)切り替えが遅いので」

 1点リードで迎えた後半4分、永井が左サイドに抜け出た瞬間を見逃さなかった。高萩は「自然と体が動いた」と、勝負所をかぎ分けて一気にギアを上げた。ゴール前へと駆け上がり、横パスを右足で押し込む。一度は相手GKに阻まれたが、こぼれ球に素早く反応して左足でゴールネットを揺らした。

 その後、1点を返されたが、粘り強い守備でしのぎ、価値ある勝ち点3を手にした。試合後、長谷川監督から“お褒め”の言葉を頂いた高萩は「ネンイチ(年に1度)のゴールを取ったので、もうないです」とニヤリ。さらに指揮官から「そう言わずに2点、3点取ってくれよ」とかぶせられ、笑みが広がった。

 優勝争いさえも未経験の選手が多い中で、その甘美な味を知る数少ない選手だ。だからこそ、高萩は、その道が「簡単ではない」と言い続けてきた。残りは9試合。「本当の勝負はここから。勝ち続けないと優勝はない。1試合、1試合勝っていきたい」。次なる1点は、優勝を決めるゴールとなるかもしれない。 (馬場康平)

 ▽FC東京・ディエゴオリベイラ(得点王争いで単独トップ)「今日は運も良かった。常に意識しているのはチームの勝利。得点王争いは気にしていない」

 ▽FC東京・長谷川監督「苦しい試合だったが、勝って何より。やっぱり名古屋は攻撃力があると思うし、最後、難しい状況だったが、みんながしのぐところをしのぎ、アウェーで勝ち点3を取れたことは大きい」

 

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