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【Vamos!! FC東京】

【日本代表】永井、自身代表初ゴール2発で勝利に貢献

2019年6月10日 紙面から

日本−エルサルバドル 前半19分、先制ゴールを決める永井(右)=ひとめぼれスタジアム宮城で(榎戸直紀撮影)

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 サッカー日本代表は9日、ひとめぼれスタジアム宮城(宮城県・利府町)での国際親善試合「キリン・チャレンジカップ」でエルサルバドル代表に2−0で快勝した。1トップで先発したFW永井謙佑(けんすけ、30)=FC東京=が前半19分に決めた自身代表初、また新元号・令和に入っての代表初ゴールを含む2発で勝利に大きく貢献した。後半20分すぎには18歳のMF久保(FC東京)が待望のA代表デビューを飾った。日本は招待参加する南米選手権(14日開幕)に向け、11日に開催地ブラジルへ出発。17日に1次リーグC組初戦でチリと対戦する。

 18歳久保のど派手なデビューは確かにファンに夢を抱かせる。でも、三十路(みそじ)が見せる泥くささも味わい深い。スタメン唯一の30代、永井が自身代表初ゴールを含む2発で勝利の立役者となった。

 「(代表では)今までサイドばかり。自分の得意な位置で勝負させてもらえたのがうれしかった。代表と、FC東京のみんなのおかげ」

 スピードと技術でまず1点目。前半19分。最終ラインの冨安のパスに反応し、敵陣右サイド深くまで快足をとばす。トラップで切り返して、相手DF2人を置き去りにすると、ニアサイドに左足で蹴り込んだ。追加点は同41分。原口がゴール左の深い位置から折り返したボールを再び左足で沈めた。右肩脱臼で後半途中に退くまでピッチを走り続けた。

 苦節9年。ようやく挙げた初ゴールだった。「ラストチャンスと思っていた」。福岡大時代の2010年1月、アジア杯最終予選・イエメン戦で日の丸デビューも結果を残せず、徐々に代表から遠ざかった。だが、追加招集で、15年8月の東アジア杯中国戦以来となる出場で結果を出した。

 大迫勇・依存体質脱却への光明だった。これまで試した北川(清水)武藤(ニューカッスル)鎌田(シントトロイデン)らはことごとく不発。期待の鈴木(札幌)もけがで今回は招集を辞退した。そんな中での永井の台頭だった。

 ベテランが最後に見せたのは大人の余裕。「あいつ(久保)に全部もっていかれました」。17年5月のルヴァン杯・札幌戦で得点したのに久保トップチームデビューに話題をさらわれた。そして、代表初ゴールのこの日もまた…。ただ、嫉妬しても仕方ない。今はただひと回り年下・久保の成長を見守りながら、自らもその近くで輝きを放ち続ける。 (川本光憲)

 

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