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【Vamos!! FC東京】

【日本代表】17歳久保「ビックリ」 3階級特進で初のA代表

2019年5月24日 紙面から

日本代表に初招集され、緊張ぎみの表情で意気込みを語る久保=東京・小平グラウンドで(七森祐也撮影)

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 日本サッカー協会は23日、6月の国際親善試合のトリニダード・トバゴ戦(5日・豊田スタジアム)、エルサルバドル戦(9日・ひとめぼれスタジアム宮城)に臨む日本代表27人を発表し、MF久保建英(17)=FC東京=が初選出された。久保が出場すれば1998年4月の韓国戦でデビューした市川大祐(17歳322日)に次ぐ2番目の年少記録。GK大迫敬介(19)=広島=と東京五輪世代の中軸を担うDF中山雄太(22)=ズウォレ=も初めて選ばれた。

 夢にまで見たA代表。久保がその名を刻んだ。幼い頃から憧れた日の丸を背負い、練達の選手たちとポジションを競う。そのスタートラインに並んだ日本の至宝は、素直に喜びを表現した。

 「選ばれると思ってなかったので、ビックリしています。国を代表するレベルの高い選手とプレーできることは非常にうれしい」

 FC東京に復帰した今季は開幕戦から定位置を確保。J1では11試合に出場し、2得点をマークした。リーグ12戦無敗で首位に立つチームの主力としての存在感。その姿が認められ、17歳でのA代表抜てきとなった。

 「これまでの日本を支えてきた選手たちが何人も選ばれている。その経験は、自分にはない。いろんな人のプレーを吸収する場だと思う」。これまで日本代表の試合は、テレビで観戦するものだった。立場も責任も変わる。「今度は自分が見られる側になるとすれば、感慨深いものがある。緊張はして当たり前だと思う。ずっと望んできたというか、目標の一つではあったので」

 幼い頃から海外の強豪クラブや各国代表のユニホームを両親に買ってもらう度に、世界を想像してきた。「(当時は)欧州や南米の方が一歩も二歩も上手だった。いろんなチームの10番のユニホームを買ってもらった。サッカーといえば、そこ(欧州や南米)が『世界』だと思っていた」

 レプリカユニホームを買う側から、憧れられる存在へと立場を変えようとしている。「これで終わりじゃない。将来的にはそういう(ユニホームを買ってもらえる)選手になっていきたい」。見る者が見れば、決して驚きの初選出ではない。首位を突っ走る東京の主力の1人として、堂々と日の丸を背負う。 (馬場康平)

◆3段階特進

 久保は本来は2021年U−20W杯出場を目指す現在のU−18代表世代ながら、すでに17年U−17W杯(インド)、17年U−20W杯(韓国)に飛び級出場を果たしている。ポーランドで23日に開幕するU−20W杯に臨むU−20代表ではアジア予選から主力を担い、20年東京五輪を見据えたU−22代表でもレギュラー格として活躍。今回のA代表選出は、異例の3段階特進となる。

◆デビューすれば史上2位の年少記録

 久保は6月4日が18歳の誕生日。18歳1日となる同5日のトリニダード・トバゴ戦(豊田)でA代表デビューを飾れば、1998年4月1日の韓国戦(ソウル)でデビューした市川大祐(当時清水)の17歳322日に次ぐ年少出場となる。現在の2位は市川と同じ韓国戦でデビューした小野伸二(当時浦和)の18歳186日。久保がゴールを挙げれば、19歳119日の金田喜稔(当時中大)の史上最年少得点記録を大幅に更新する。

◆久保☆一問一答

 −森保監督就任以降、2列目の選手が躍動していた

 久保「ずっと勝っていたので、すごいなと。躍動感あふれるプレーは見ていても楽しかった」

 −代表定着に向けて

 「監督の目に留まるのが一番のアピール。なぜ自分が選ばれたか、その理由を考えてプレーで出していきたい」

 −サッカーに年齢は関係ないと語ってきた

 「全く関係ないと思います。正直、自分はまだポジションを勝ち取るとか言えるレベルではないと分かっている。アピールも大事だが、まずは吸収していきたい」

 −森保監督がコミュニケーション能力が高いと語っていた

 「ピッチ内外で自分が学べることは全て学びたい」

 

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